フランス史上最悪の監獄があったフランス領ギアナのリアル ★296日目 130623
世界一周296日目🌞☔サン・ローラン(フランス領ギアナ)→パラマリボ(スリナム)
昨日のうちにフランス領ギアナを素通りしてきて、
スリナムとの国境沿いの街さんまでやってきました!
フランス領ギニアには、有名な観光地として
・宇宙センター
・悪魔島
がありますが、長居できないので…すっ飛ばして
サンローランにある流刑地の収容所跡を見学しに行きます!
流刑地の収容所跡
フランス史上最悪の監獄があったとされるギアナ。
お隣のスリナムや本国フランスから流刑者がギアナに来ると最初に来る場所とされています!
流刑地の収容所跡の隣にある観光案内所でチケット(6ユーロ)を購入して、ガイドをお願いすると英語のガイドさんがついてくれます!
ガイドは絶対に付けた方がいい!!
聞ける内容がリアルで面白いよ!
てっきりフランス語のガイドしかないって思っていたのでラッキー!!
ガイドさん…おじいちゃんだったけど、英語普通に上手だった( ゚Д゚)
【リアル】流刑地の収容所跡のガイドさんのお話
初めに言いましょう。
僕らについてくれたガイドさんは、ここの元収容者なのだとか!(真偽は不明…)
・8万人以上が収容された
・そのうち出所?したのは600人程度
・暗所独房、吹き曝し独房、集団房がある
・何かにつけて処罰がかされた
・壁に触れると処罰
・極刑はギロチン
・ギロチン受刑者は、公式には50名(しかしもっと多いとされている)
・ギロチン後の頭は、かごに入れられ、ほかの収容者に見せていた
・ギロチン後の頭は、隣にある病院に持ち込まれ、ホルマリン漬けにして保管していた
・洗濯は水洗いで月に一度
・シャワーは週に一度
・木の枕、ベッド、足枷
・最初の3日は、食事、水なし、足拘束
・足かせに繋がれ、トイレに行けない場合は、寝たまま用を足す
・80人部屋にトイレが一つあり、異臭を放っていた
・収容者が壁に刻んでいた文字や絵
・映画「パピヨン」の現場
【感想】流刑地の収容所跡
正直、ここまでは期待していなかった…
刑務所巡り好きとしては、立ち寄りたい場所!くらいで軽い気持ちで来たけれど、歴史を知るには相当ためになる場所だった!
上記に箇条書きにした教わったことは、
多分書き漏れがあるけれど、現代では考えられない数々だけれど、
数十年前の人間が行ってきたことなのだよね
衝撃度でいえば、
カンボジアで行ったトールスレン博物館位だったぜ…
映画「パピヨン」はHuluで観られるので、
さっそく観てみようと…観ちゃいましたよ。
やはり実際に現場を見て、映画を観ると実感がより感じられますね。
ちなみにパピヨンは、フランス語で「蝶」
もともとは自由だった蝶たち(人間)が
ここに来て、限界を超えた不自由なパピヨンになってしまっていたこと。
そんな負の歴史がフランス領ギアナにあったことを人間として知っておきたいことだと知りました。
日本人からすると、そんな歴史を知らないのは当然だろうし、
そもそもフランス領ギアナを知らない人も多いでしょう。
ただ、この流刑地の収容所跡…もっと言えば悪魔島(デビルズアイランド)のために、フランス領ギアナを訪れることをおススメするくらい衝撃度がありました。
(言いたいように言えば、観光地として学びが大きくて、満足度の高い場所でした!)
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