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森をつくる農業アグロフォレストリーを見学してきました ★292日目 090623

世界一周292日目🌞トメアス

今日もトメアスからクアトロス・ボカスにバスで通い、
混栽農業アグロフォレストリーの現場を見せてもらいに行ってきます!

特にアポを取っていたわけでもなかったのですが、
(本当は事前に連絡をしようと思っていたけれど、連絡先がいまいち分からなくてパス…)
トメアスー日本人移民史料館を訪れた際に、アグロフォレストリー&トメアス見学をお願いしてみたら、スタッフさんのご厚意で、しかも当日に見学ツアーを敢行していただきました!!!本当にありがとうございます!

事前に連絡する際は、トメアスー文化農業振興協会に連絡するといい!のかな?HP無いけれど…(笑)


アグロフォレストリーとは

先回も記しましたが、アグロフォレストリーとは、「森をつくる農業」

「アグロフォレストリー」は1970年代中期につくられた造語で、アグリカルチャー(農業)とフォレストリー(林業)が合成されています。日本語では、農林複合経営、混農林業、森林農業ともいわれます。自然の森に近い状態で栽培することで、畑は多様性を取り戻し、従来の単一栽培ではできなかった持続的な生産が可能となります。農業をしながら森を再生する。まさに“森をつくる農業”です。世界では東南アジア、中南米、アフリカなどで多くの事例がありますが、中でも近年特にブラジル・トメアスのアグロフォレストリー持続可能な農業として世界から注目されています。

https://www.frutafruta.com/fruit/agroforestry/


【写真】アグロフォレストリー

手前からドラゴンフルーツ、アサイー、カカオ、マホガニー
JICAボランティアの方とともに
農園の中を歩く
初めて見るアサイー
混栽だけれど乱雑ではなく均等に
ブラジルという広大な敷地


アグロフォレストリーの感想

ってきり、ある農業法人が、
SDGsと銘打って、大規模農業をアグロフォレストリーという形で、
自然にも人間にもやさしい形で農業をやっているのかと思っていた。

大きい企業だから成せる業である!と。

でも全然そうじゃないかった。

僕らが見学させていただいたアグロフォレストリーは、個人経営の農地。


この農地の主が決めて、やっている。
それは、個々の農地だけに限らない。

そのほかの個人農家さんも同じように、
「ヒトに健康」と「地球環境」にプラスとなるようにアグロフォレストリーを展開している。これが日本人の領域展開!!


アマゾンでも、人間による森林伐採がとてつもないスピードで進んできた。
人間が破壊した地球環境を、人間の手で再生させていく。と同時に人間が食っていくために必要な商品を収穫する。

今の時代に、SDGs時代に まさにぴったりな事業なわけです。アグロフォレストリー!!!!!!!!


って、トメアスーでは、1970年代中期からアグロフォレストリーに取り組んできたんだってよ。
SDGsができる40年も前から、持続可能な農業に取り組んでいた。すごい。

SDGsは、やはりただの看板で、
いつの時代も自分が納得できることをする。


アグロフォレストリーとは、
「すること」と「いること」が対立せず、
バランスよく調和している生き方。


エレガント・シンプリシティを思い出した
大切なことを学んだ、気がする一日でした。

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