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#5オンライン科学実験教室|酵素でフタを飛ばす⁈|シコウサクゴLAB

「え、なにこれ!」の体験を産み、
「次もしたい!」の学びを残す
シコウサクゴLABの科学実験教室

はじめまして。

シコウサクゴLABの運営兼講師の前田龍成です

この記事は、当LABで行われている実験教室の内容や様子をお届けしています🧪

どんな実験を行い、どんな学びが得られているのか?をご覧に頂けたらと思います!!


今日のテーマは、
「コウソの力で、フタを飛ばせ!」

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|実験教室はどんなことをしましたか?

過酸化水素と、食べ物に含まれるカタラーゼ酵素の化学反応を用いて、サンプル瓶のフタを飛ばしました!!(けっこう、強烈に飛ぶ実験です笑)

初めてとなるオンライン科学実験教室の参加メンバーは、小学生3人、中学生1人、高校生1人、大学生1人と、幅広い年齢を対象に、合計で3回開催いたしました!

映画 & テレビ 2022_01_27 16_54_06

実験の内容は、下記の流れを行います。

👉①酵素についての講義
👉➁材料をすりおろす
👉③材料に3%過酸化水素を入れる
👉➃フタを閉めて、混ぜて箱の中に入れる
👉⑤飛ぶのを待つ

酵素やカタラーゼは、中学生で習う内容です。

始めの講義で、今日学んでいく化学反応をクイズ形式で理解しながら、その後に実際に自分の手で化学反応を引き起こしていきます!

そして、最後にみんなで実験結果や化学反応の内容を一緒に振り返っていきます!

また、今回はオンライン(ZOOM)で行うため、材料を郵送し、一部をご家庭で用意していただく形になりました

・LABからの郵送材料
➀サンプル瓶 ➁3%過酸化水素 ➂結果入力シート

・ご家庭で揃えるもの
➀サンプル3種類 ➁すりおろし器 ➂ダンボール箱と新聞紙

画像1

*材料の一例

|子供達はどんな様子だった?

講義では、「酵素が体で引き起こす役割」を学んでいき、「なんで酵素が、生物には必要なの?」を一緒に考え、「サンソ」「コウソ」など、「はじめて聞くけど、何だろう??」を一緒に解き明かしていきました!

始めに、はじめに実験するサンプルをすりおろし、ビンの中に詰めていきます!(量りがある家庭は、2gです。ない場合は、1/3が目安です)

次に、過酸化水素を3ml入れ、すぐフタを締めて、振っていきます!
(入れるとすぐに反応が始まので急いで!!)

天井つきの箱の中で、秒数を数えながら待つと…

「バコォォ!!」って音がなります 

生徒さんは、「うわぉおぉお、びっくりしたぁぁ」と笑笑

ZOOM越しでも「何か爆発した?!」って思うくらい強烈な音がしました笑

そして、他のサンプルでも同様に試し、フタが飛ぶまでの秒数を結果シートに記録していきます!

反応した後のサンプルって、こんな感じ笑

反応後16-

みんなが実験が終わったら、今日の記録と、実験で起きた化学反応を振り返っていきます!

はじめの講義+自分の手で実験をすると、小学2年生でも「カタラーゼ」や「サンソ=O₂」の言葉を覚えていました(すごい!!)

映画 & テレビ 2022_01_26 18_31_51

最後は、みんなであいさつ!

実験終了あとも、予備の材料で追加実験していたみたいで、現地で行う化学実験と同じくらい楽しんでくれました!

|オンライン科学実験教室って、実際にどうなの?

「オンラインで実験教室って、できるの?」と思う方は少なくないと思うので、実際の感想を参加者と講師視点でお伝えします

■参加者の保護者様の感想(一部引用)

▶Aさん(小学生)
・オンラインでも実験ができることに驚いた!
自発的に動いていく様子を近くで見ることが成長を感じることができた!

▶Bさん(高校生)
・実験をする機会が少ない中で、目の前で反応が起きるのはやっぱ面白い!考えながら、手を動かすことで、学びの関心と理解が深くなる!!

■講師の視点感想

▶良かった点
原理を学び、自分の手で実験して確かめることに関しては、オンラインでも現場と同じくらいの体験が得られます!むしろ、画面に集中するので、効果アップだと思います!

▶課題点
デメリットとしては、他のメンバーとのコミュニケーションを取る機会が減り、「科学実験を介したチーム力やコミュニケーション力」を養う部分には課題があると感じました

|シコウサクゴLABの科学実験教室って?

シコウサクゴLABが運営する科学実験教室には、小中学生を中心とし、科学が好きな子、新しいことに挑戦したい子、学校は合わないけど友達と勉強したい子、などなど様々な背景を持った生徒が毎回参加しています!

この科学実験教室は、「科学って面白い!」って感じてもらうことはもちろんのこと、実験を通して、「学ぶ楽しさ」「自分の手で動かて知る面白さ」「この世界にはたくさんの新しいモノがあること」を感じてもらうことも目的としています。

そして、勉強できるorできないは関係ありません。ここの科学実験には、点数がつくことはありませんから笑 自分が知りたいことを自分の手で学び、そこから新しく学びたいものを見つけていきます

科学実験を通して、好奇心を探求したい皆様、心よりお待ちしております。

Let’s enjoy science!!

BY リュウ先生

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