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【朝読書】心の余裕を持つ #株式投資

今日は、"株式投資の人間学 なぜ、損する株を買ってしまうのか"を読みました。


株式投資の人間学 なぜ、損する株を買ってしまうのか

損する、失敗する系の本から学ぶ

これまで、株式投資の本を読んだり、実践したりきましたが、正直言ってまだ時間もそこまで経ってないのでなんとも言えませんが、損する方が多いことが現状です。


バッファロー現象

人々につられて自分もついていく。まともな人々が皆そうやっているので自分もそうやるのが正しいのだと無意識に思い込んでいる。そして、自分に類似した人がそれをやれば自分もそれをやるのが正しいのだとますます思い込む。こういう状態を「バッファロー現象」と言う。

これは、これは著者が名付けた現象です。

バッファローの目は前よりも側面を見やすい位置についているため、群でいる時にはとなりの動きを見ながら動くため、あまり前を見れていない。それを逆手にとってアメリカのインディアンは崖に追い込んで、そのまま落として狩りをしていたとのことです。

株式市場で言うなら、ストップ高が連続で続き、その買いを争って、いつの間にかが急落してしまうような感じです。

確かに連続で株価が上がってしまうとどうしても同じ行動として、買いたくなってしまいます。

僕も買いたくなって買っていた時は、おそらくまえが見えておらず横ばかり見ているバッファローだったのだと思わされました。

バッファロー現象の戒めの言葉

この本の中で、このバッファロー現象にならないように戒めの言葉が紹介してありました。

1.「人の行く裏に道あり花の山」

2.「上昇相場は万人悲嘆のなかに芽生え、万人の誘惑のなかに弱気を食って育ち、万人幸福のなかで崩壊する」

3.「代襲は常に(相場に)裏切られる」

どれでも大切な言葉です。

でも一番気に入ったのは、やはり2番ですね。

これって忘れがちと言うか、相場は下降時に特に忘れてしまいます。

今は相場は下がる方向だから、まだ底じゃないかもしれないって思ってしまいます。

そして、手を出せずにいるとそのうちに上昇してしまって、「あの時に買っておけば良かった」と後悔してしまいます。

だからこそ、忘れないようにしたいです。

言葉以上に必要なこと

このnoteのタイトルにもしたことですが、バッファロー現象に陥ってしまう原因はやはり、心の余裕がないことだと思います。

もちろん、資金的な余力もそうですが、「今買わないとこの流れに乗れなくなってしまう」「今上がっているからこそ買いたい」などとそこに熱中してしまうと心の余裕がなくなり、いつの間にか自分の決めたルールで売買できなくなってしまいます。

僕は以前がっつり仮想通貨のトレードをしていた時がそうでした。

でもこの本で書かれていた言葉で、これこそ心の余裕だと思える言葉が書かれてありました。

(上昇局面で)「そんなに人が欲しがっているなら俺は遠慮しておこう」という、「いい格好しい」を自ら楽しんでみる

「人が欲しがっているなら俺は後でいいよ」と言う心の余裕を楽しんでみる

これくらいで考えていれば、かなり余裕が出ますね。

僕は、この心の余裕を持って相場に挑むことが大切だと学びました。

今日はここまでです。

読んでいただいた方はありがとうございます。

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