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【朝読書】常に新しい指標を勉強する "EBIDTA"と"ROCE"

今日は、アリャマン・ダルミアさんが書かれた"バフェットとグレアムとぼく"を読みました。

バフェットとグレアムとぼく

投資をするには、常に勉強し続ける

この本で読んで思ったのは、常に勉強し続ける大切さがいかに重要かを考えさせられました。

何より、インドの13歳少年が書いた本ですからね。

13歳の少年が勉強しているのに、大人が勉強しないわけにはいきませんからね。

読めば読むほど、まだまだ全く知識や考え方に不足があるなと思わされてしまいます。

今回はこの本の中で簡単に紹介された指標が2つあったので、さらに調べてみました。

EBIDTAとは?

EBITDA(Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation, and Amortization)は、営業利益を計算するための指標で、企業の営業活動による利益を把握するために使われます。

具体的には、利息費用、税金、減価償却費用、および償却費用を除いて計算されます。

つまり、営業活動による利益(=その企業の中核事業の業績)だけを計算して考えることができます。

どの指標も同じですが、この指標にも欠点があります。

それは、

  • 税金や減価償却自体が実際の業績に影響を与える重要な要素でもあるため、健全な判断をできない場合がある

  • 業界や企業の特性によっては、EBITDAが実際の利益と異なる場合がある

どの指標を参考にするにも欠点を必ず考える必要がありますからね。

とりあえず、様々な企業を見る時にこの指標を見て比較することが始めてみます。

ROCEとは?

ROCE(Return on Capital Employed)は、企業の財務指標の1つで、資本運用効率を評価するための指標で、企業が自己資本と借入資本をどれだけ効果的に活用しているかを示す重要な指標とされています。

計算方法は、営業利益(EBIT)を企業の総資本(自己資本+借入資本)で割ること方法です。

計算式:ROCE = EBIT / (自己資本 + 借入資本)

この指標が高ければ高いほど、経営者や投資家から評価されやすく、競争力が高いとみなされることがあります。

こちらの指標も注意点があります。

  • ROCEは特定の時点の数値であり、業界や経済状況によって変動する可能性がある

  • ROCEだけでは企業の健全性を完全に評価することはできず、他の財務指標や経営戦略との総合的な分析が必要

こちらもEBIDTAと同じですが、この指標だけに頼ることは注意しなければなりません。

私も株式投資を始めた頃は、勉強した指標にだけ頼って失敗したことがありました。

ひとまず、今回の本ではこういった指標があるってことを知れただけでも良いと思うことにしておきます。

具体的な話は色々財務諸表を見た時に、備忘録としてnoteにしていきたいと思います。

以上、読んで頂きありがとうございます。


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