見出し画像

【朝読書】"心からやりたいことを探す病"を治してくれた本

先週に読んだ"「すぐやる人」の読書術"と"「すぐやる人」のノート術"を読んでから早速この本に書かれてあったことを試してみました。

今回読んだ本は"転職の思考法"という本です。


転職の思考法"

to-do型とbeing型の人間

この本で、かなり自分の考え方がクリアになったことがあります。

それは、人には2種類の型があるということです。

  1. to-do型:(コト)に重きをおく人
    何をするのかで物事を考える。明確な目標や夢を持っている

  2. being型:(状態)に重きをおく人
    どんな人でありたいか、どんな状態でありたいかを重視する

この本では、ほとんどの人がbeing型の人であると書かれていました。

そして、このbeing型の人はto-do型の人のように「心からやりたいこと」なんてないということです。

そもそも何をするかの(コト)に重きをおいてないですからね。

これを聞いて、「なるほど」と思いました。
これまでずっと何がやりたいことなのかをずっと探してきましたが、見つかりませんでした。

それはそもそも自分が being型の人間であるので、そんな「心からやりたい」ってことは見つかるはずもありません。

ただ、この本ではbeing型の人でも「ある程度やりたいこと」は見つかるので、その程度で良いと書かれていました。

正直言って、巷にあふれ返っている「心からやりたいこと見つけたい」病にかかっていたのかもしれません。

どんな状態でありたいか?どんな人でありたいか?
確かに僕はここを重視して気がします。

ここには本当に納得しました。

being型の人が考える必要があること

being型の人は自分の状態に重きをおくので、状態について考えていく必要があります。

その状態には2つあると書かれていました。

  1. 自分の状態
    =自分が適切な強さであるか?信頼できるか?

  2. 環境の状態
    =緊張と緩和のバランスは心地よいか?

1については、今いる場所や仕事で適切な強さで仕事ができているか?ということです。

本ではRPGに例えて書かれているのですが、ドラクエで言えばスライムばかりがいるエリアでゲームをしていてもそのゲームって楽しくないですよね?
※スライム=ザコキャラ

逆にめちゃくちゃ強いボスばかりでも全く勝てないので楽しくありません。

では、どういう状況が楽しいか?
それは、自分が程よく強くて、頑張ればボスも倒せるような状況です。

自分がどうかと聞かれれば、めちゃくちゃ強いわけでもないですが、ミッションや仕事はこなせているし、たまにボスとも戦う感じの強さです。

2についてはどうか?

人はある程度、緊張やストレスがある環境じゃないと退屈になってしまいます。

ここでの考え方としては、「良い緊張=外部の人からのプレッシャーなどのこと」がこの半年に3回以上あったかどうか。
逆に「悪い緊張=社内(上司など)からのプレッシャーなどのこと」が10回以上あったかどうか。

僕は、過去半年を振り返ってみると新しい装置の検収会議にて想定以上の細かい質問の嵐でうまく答えられなかった経験の一度だけでした。

逆に悪い緊張はほぼありません。

つまり、退屈しているってことかもしれません。

著者いわく、この状態であれば転職のタイミングだと言っています。

まとめ

転職についての本ですが、まずは自分がどういった人間で、どうしたらいいのか?どういう風に自分を考えるべきかをこの本から学べました。

というか今までかかっていた「心からやりたいことを探す」病が治りました。
この本で治療できたので、これだけでもかなり価値がありました。

1つの病気を病院に行かずに本1冊で学びながら治せたので、投資の効果と治療の効果が抜群でした。

これ以降に転職についての考え方も書かれてあったので、そちらもnoteにしていきます。

以上、今日はここまでです。
読んでいただいた方はありがとうございます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?