【朝読書】日本に蔓延する「空気」という同調圧力
今日は、"「超」入門空気の研究/著者:鈴木博毅"を読んだので、紹介します。
私たち日本人は、どこかしら「KY=空気を読む」ということをした経験がどこかであるのではないでしょうか?
もちろん、私もあります。
でもこの空気っていうのは実体または物質として存在しませんが、確かにそこにあると感じるモノです。
こう言うとなんだかうさんくさい話に聞こえそうですが…笑
そんな日本に蔓延する空気を研究した本です。
「空気」とは?
この本で定義されている空気は、
「ある種の前提」
とされています。
そして、この前提は、
「はみ出すことは一切許されない」
「この前提に従わない人は、必ず叩いて徹底排除」
と言うモノです。
つまり、「同調圧力」ですね。
これは、私たち日本人がなんとなく分かっているモノですね。
私自身も日常生活でこの「同調圧力」は何度も感じたことがあります。
「上司が怒って理不尽なことを言っているのに、誰もそこにツッコまない=誰もつっこんだらいけない状況」
「SNS上で間違っているのに、みんなが叩き続ける=叩かないといけない状況」
などです。
みなさんも過去を思い返したらいくつか出てくるのではないでしょうか。
「空気」存在する時には何か隠されている可能性がある
「空気」は、
意図的に前提を押し付け、都合よく現実の一部を隠します。
2021年オリンピックもある種の空気が作られていると思いませんか?
「オリンピックは無観客にしろ!」
「オリンピックは反対!感染者が増えるから」
「感染者数が今日は〇〇人です。と毎日報道し、恐怖をあおる」
などとなんだか引っかかることがあります。
では、ここで考えないといけないのは、これらの主張で得をしているのは誰なのか?と言うことです。
多くはニュースのネタがなくて困っているメディアだと思いますが、それ以外にもいくつかあると私は推測しています。
無観客にしたらオリンピックが見たいために、テレビを見る人が増えますからね。本当にメディアって怖いですね。
しかし、シンプルに考えてオリンピック自体は日本国民全員のほとんどが見たいと思っていますし、例え見ない人でも日本人が金メダルをとったニュースを見ると少しは嬉しいと思います。
それは、東京オリンピック開催が決まった時のチケットが取れない騒動です。多くの人がチケットを求めたのは記憶が新しいと思います。
それでもオリンピック開催したい、見たいなどと言えない空気にもなっており、本当は見たいけど…って言う人が多いと思います。
ここから考えるにしても、やはり今の状況は「空気」が作られていると思います。
私も危うくこの「空気」に巻き込まれるところでしたが、みなさんも注意してあらゆる媒体のメディアやSNSを見てください。
そこには「空気」が存在すると思います。
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