【朝読書】まずはシンプルに景気指標を覚える #株式投資 #経済
今日は、"金利を見れば投資はうまくいく"を読みました。
金利と景気の関係性はわかったのですが…
金利って言われてみて頭の中ではある程度わかるような気がするのですが、結構知ったような理解したような気になってしまうんですよね。
本を読んで、景気と金利が過去のグラフがある程度関係があることは理解できました。
ただ、本の中で金利と各指標を比べたチャートが1985年〜2022年までなので、かなり期間が長いです。
もっと直近1年〜2年スパンで理解できるものはないかな?と思っていましたが、そこにまだ辿りつけませんでした。
そこで、今回読んだこの本では最低限、指標の意味合いだけを理解していこうと思いました。
アメリカの3つの指標
世界の経済成長を支えているのはアメリカというのは、僕自身も理解しています。
世界のGDPの約1/4のアメリカが占めているわけですからね。
そんな中で今回のこの本で出てきた3つの指標をnoteととしてメモしておきます。
1.米国債10年利回り
アメリカの10年国債=長期金利と呼ばれるものを表す指標。
景気のバロメータとも呼ばれる。
この長期金利が上がると今後1年程度で短期金利(米国債3ヶ月)が上がると想定されます。
単純な話、金利が上がるというのは今後企業の投資(銀行からお金を借りる)が減少する可能性があるということです。
僕は投資の勉強をがっつり始めてから毎日見るようにしています。
2021年以降、かなり上がっているのが確認できます。
今では4%を超えて推移しているところです。
2.長短金利差
先ほど説明した
「長期金利=米国債10年金利」と「短期金利=米国債3ヶ月金利」との差の指標のことです。
この本では、景気の「先行指標」とも書かれてあります。
この長短金利差が、「下がり始める」「マイナスになる」と今後景気は後退していくと予想されます。
このnoteを書いている時には長短金利差はマイナスになっているので、今後景気が後退していくと予想されます。
ただ、あくまで予想なので景気がいつ後退していくかまではわかりません。
3.ISM製造業景況指数
先ほどから「景気」と何度も出てきていますが、その「景気」を表す指標の1つです。
ちなみに、ISMとは全米供給管理協会が発表する指標で、景気転換の先行指数とされています。
見方は簡単で、
指数50を上回る=景気拡大
指数50を下回る=景気後退
を意味しています。
日本で言うと日銀短観のような見方ですね。
発表は、9月の指標であれば、翌月の10月の第1営業日に発表されます。
次回は、2023年10月の2日です。
2022年10月には50を上回っていたのが、それ以降は50を下回っています。
ただ、今だにS&P500などの株価指数は上昇しているので、どこまで先行しているかは不明です。下のS&P500の推移を見てもそうです。
これだけが景気の指標ではないので、簡単に推察すると景気としては後退局面にあるが、企業の先行きの環境はまだ悪化していないと捉えることができるといった状況でしょうか。
僕は経済アナリストではないので、細かいところまで分析できせんが、簡単にいうとそんな感じかもしれませんね。
まとめ
その他にも指標がいくつか出てきているので、その指標から現在の状況がどいうものかと言う判断をすれば良いかまで整理できていません。
ただ、その指標がどういうことを表しているかを今回はある程度理解できた3つをこの本からピックアップしてnoteしました。
株式投資をしていく際に、投資環境として株高になっているところで投資しても天井の場合がありますからね。
景気として良くなりそうと思われるタイミングで投資をしていきたいと思っています。
この本はまだ全て読めていないので、何か株式投資のヒントになる情報があればnoteしていきます。
以上、読んでいただきありがとうございます。
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