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【朝読書】投資における4つの法則 #株式投資

今日は、"投資家の父より息子への13の遺言"を読みました。

投資家の父より息子への13の遺言

どういった本??

この本は、著者が息子に残した遺言をもとに書かれた本です。

遺言と言っても、こん著者が証券会社で働き、退職後に個人投資家として資産を築き上げてきた歴史が書かれています。

それは、

「このタイミングでこんなことを学んだり、失敗をした。」

「この株をもっと買えばよかったなどの後悔」

「投資の手法として、こういった方法をしている人がいる」

などなどこの著者が経験した内容がつらつらと書かれていました。

時代が違うので、「任天堂ってこんな株価だったの?」「村田製作所ってただの町工場だったんだ」などと驚くこともあります。

そんな内容だったので、いつもなら朝に読書をやって、夜はまた別のことをしているのですが、続きが気になり始めて、夜の20時から再び読み始めてしまいました。

そんな中で、まず今日はシンプルに学べた内容をnoteしておきます。

投資の法則はこの4つ

この著者が言っている投資の法則があります。

そして、この法則は著者がいつも肝に命じている法則です。

  1. 10%損切りルールを守る

  2. ピラミッティング、いわゆる買い乗せをする

  3. 買い下がり、売り下がり、はしない。つまりナンピンはしない

  4. トレンド逆らわない

付け加えて、遺言なのでこうも書かれています。

「これはあまりに簡単な法則なのですぐに忘れてしまうかもしれないが、忘れたときはおまが損するときだ。そう肝に銘じておくことだ」

かなり、シンプルな法則です。

もちろん、これだけでやっている訳ではなく、著者なりの法則や勘がこの4つを基礎にして投資を行なっているということです。

さらにこの法則にこの本を読んだ後に僕が付け加えたいと思ったことは、「株価が2倍になったら、一度利益確定をする」

これは、この著者が実践して資産を何倍にもした経験を何度も書かれていたのですが、その中では必ず2倍になったら利益確定をしていることでした。

もちろん、信用取引も使っています。

この4つの法則について、簡単にメモしておきます。

1.10%損切りルールを守る

この10%という損切りルールって他の本でも見たことがありますが、かなり守りのルールだと思いませんか?

僕も投資の勉強を始めてからそう思っていました。

しかし、よくよく考えてみると資金が少ないうちはそこまではありません。

  • 10万円の10% = 1万円

  • 100万円の10% = 10万円

  • 1,000万円の10% = 100万円

  • 1億円の10% = 1,000万円

金額が大きくなっていくごとにこの10%の大きさが目に見えてわかります。

だから、小さい資金で運用する間にこのルールを身につけて、金額が大きくなった時に守れるようにするためというのもあるのだと僕は考えています。

2.ピラミッティング、いわゆる買い乗せをする

どういうことかというと、ピラミッドをイメージしてもらえば良いということです。

一番下の層が大きく、上に行くほど小さくなっていきます。

それと同じようにして、投資していく株数を基礎にして積み上げていきます。

  • 1回目:100株

  • 2回目:200株

  • 3回目:400株

  • 4回目:800株

などのように1回目を基準にどんどん株数を上げていきます。

逆に逆ピラミッドの形にしてはいけないということです。

3.買い下がり、売り下がり、はしない。つまりナンピンはしない

これは著者の経験からナンピンをすると最終的には損をすることになるからだと書かれていました。

このナンピンをしてしまい、消えていった投資家をたくさんみてきたとのことです。

だからこそ、1番目に「10%損切りルール」が書かれてあるのだと思います。

感情的に損したくないってどうしても株価が下がってきた時には思ってしまいますからね。

4.トレンド逆らわない

トレンドと言っても2種類あります。

1.その企業独自のトレンド(ミクロの視点)

2.景気全体のトレンド(マクロの視点)

どうしてもトレンドというと企業の視点に行きがちですが、2種類あることを忘れようにしたいですね。

そして何よりもトレンドがどうなっているかを確認することですね。

トレンドの確認方法は、また別で書かれてあったので、まとめて別のnoteにしたい思います。

何よりも大切なこと

なんと言ってもこの「10%損切りルールを守る」ですね。

これを守ってこそ、他の3つのルールが活きてくるとも言えますね。

僕も今個別株で1つ塩漬けにしてしまっているものがあります。

この株を塩漬けにしてしまった理由は、損切りルールを作って守っていなかったからです。

この個別株は、今後の売却ルールを決めています。

株価の動きでは、6月に向けて上昇している傾向があるため、5月に売るもしくは損切りするルールを作成しました。

また、過去5年の平均株価になった場合にも売却します。

そして、今後買う株については10%損切りルールを使っていきます。

以上、読んでいただきありがとうございます。


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