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【朝読書】決断力をつける練習

以前、一度読んだことがある柳生 雄寛さんが書かれた"決める技術"をまた読み返しました。


決める技術

もう1度この本を読み返した理由

この決める技術という本は過去にも読んだことがあります。

もちろん、このnoteでもその時に発信をしてます。

では、なぜ今また読み返したのか?

それは自分の中の「決める技術」が低下してきてきていると感じたからです。

では、それはどんなところで感じたのか?

それは普段のご飯を食べに行った時のメニューを決めるときに一番感じたからです。

みんなでお昼ご飯を食べる時、メニューを見て「これにしようかな?」「あれにしようかな?」って考えることが最近多くなって来ました。

でもこれっておそらくこれだけではないと思うんですよね。

仕事は他の日常生活でも自分が意識していないところで決めることができずに優柔不断になっていると推測しています。

これは「かなりまずい」と危機感を抱いたので、読み返すことにしました。

優柔不断って一番時間を無駄にしますからね。

「なんとなく」が1番ダメ

日常生活でもなんでもいいのですが、何かを決める時って「なんとなく」で決めたりしていませんか?

僕も過去「なんとなく」で決めていたことがあります。

「理由なんてどうでもいいじゃん」ってすら思っていました。

でも、本当に決断力がある人は、経験豊富のことなら直感を使っており、そうでない時には必ず「理由」があるはずなのです。

先ほどのご飯のメニューを決める時でも

  • 昨日の夜は、お肉をたくさん食べたからサラダにしておこう

  • 暑い日が続いて、冷たいものをたくさん飲んだから温かいうどんにしょう

  • 朝にジムでトレーニングしたから、タンパク質多めのメニューで揚げ物を控えよう

などなど理由がある時って即決できるはずなのです。

そして、「理由がある」=「自分で意識して決めている」ということでもあります。

どうやって練習するか?

では、どうやって決断力を身につける練習するか?

この本に載っていたことを紹介します。

1.居酒屋で注文するときに理由とセットで注文する

居酒屋で注文する時に、どうやってメニューを決めていますか?

この著者がスタッフなどに決断力を身につける練習として「全部決めなくていいから最初の3品目だけはすぐに決めるように」と指示するそうです。

その3品目を決める時に、時間がかかるものを3つ頼むのは最悪ですよね?

最初に少しつまみながら飲みながらということができませんから。。

例えば、

「すぐにくるメニュで1つ目は枝豆、2つ目はサラダ、3つ目は少し時間のかかる刺身の盛り合わせ」を注文するなどです。

すぐにくるものをとりあえず頼むことで、みんながつまみながら飲むことができる。

サラダは、脂っこいものをこの後食べると想定して、さらにそこまで時間がかからないから選ぶ。

そして、刺身の盛り合わせは早いうちに頼んでおかないとすぐに出てこないから、3つ目として選んだ。

などの理由を必ず考えるということです。

これは普段から練習できそうですね。

居酒屋だけでなく、レストランでもできそうです。

2.いろんなパンフレットを集めて検討してみる

マンション、旅行、車などのパンフレットを色々集めてそれを検討していくという練習がありました。

これはそのものを買うという意味ではなく、いろんなパンフレットを集めてきてその中から自分が選んだものの基準を考えていくという練習です。

例えば、ある車を選んだ時に

  • 燃費が他の車と比べて良かった = 性能ベースで選ぶ

  • SUVを選んだ = 見た目で選ぶ

  • 軽自動車を選んだ = 金額で選ぶ

などなど選んだ基準やポイントを探すことで、自分が何に基準を持っているかがわかります。

さらに良いことに自分の中で「どういう価値観なのか?」までどんどん固まっていくということです。

決断力がある人は、必ず自分の中の価値観がしっかりしている人ですからね。

決断した後は、他の選択肢は完全消去

決断した後に、「あれも良かったな」「これにしたらどうだったのか」などと考えることはしてはいけません。

僕も優柔不断のまま決断した時ってどうしてもそうなってしまうことがあります。

でも他の選択肢は完全に消去、もしくは捨てなければなりません。

この本では、他の選択肢を捨てきれていない良い例が書かれていました。

「野球選手になると決めて、野球選手になるためのトレーニングをしているのに、やっぱりサッカーもしたいからサッカーのトレーニングもする」

捨てきれてない人は、こういうことをしている人だということです。

プロの野球選手でもこんなことをする人はいませんよね?

というか、野球選手もサッカー選手もして活躍できる人はなんていません。

捨てきれない人は、そんな無謀なことをしているということなのです。

「やばい、これは自分ごとだ」

とハッとさせられました。

まずは決める。そして行動してみる

昔何かのアニメで、出てきた登場人物が悩んでいた人に対して投げかけた言葉だったと思います。

その行動した時には他の選択肢は忘れる。

本当に大切なことだと思います。

今日から決断力を磨く練習をしていきます。

今日はここまでです。

以上、読んでいただきありがとうございます。



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