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【朝読書】投資の選択肢は大きくわけて3つ

今日は、"バフェットからの手紙"を読みました。

バフェットからの手紙

投資の選択肢

投資の神様とされるウォーレン・バフェット氏が書いた手紙の内容を本にまとめたものです。

本も分厚いので、手に取るまでに時間がかかりましたが、ついに読み始めました。

その中で気になったのが「投資の選択肢」という項目でした。

本の中では投資の選択肢は大きく分けて3つの分野があるとされています。

  1. 特定通貨建てのマネーマーケットファンド、債券、モーゲージ、銀行預金、その他のインカム性の投資

  2. けっして何も生み出すことがないものの、将来誰かがもっと高い価格で買ってくれることを期待して買われている資産

  3. 企業、農場や不動産などの生産性のある資産

この3つの分野に分かれると書かれてありました。

1.特定の通貨建のマネーマーケットファンド、債券、モーゲージ、銀行預金、その他のインカム性のある投資

1の代表的なものとして債券があります。

僕も投資について学ぶ中で、疑問に思っていたことがありました。

債券と株は値動きが違うもので、リスク分散をする際に組み入れることが必要。

ざっくりいうと色んな書籍でこんな感じで書かれてありました。

特に分散投資をうたっている本になりますが…

でも色々見ていくと、債券の価格ってコロナ時に株価と一緒に下落していたりしたので、正直言ってこの内容は完全に正確ではないなと少し思っていました。

それでも債券を組み入れることで利益を得ている人はいると思うので、そこはもう少し債券について学んでから判断したいと思っています。

2.けっして何も生み出すことがないものの、将来誰かがもっと高い価格で買ってくれることを期待して買われている資産

ここで書かれていたものが、「金(ゴールド)」です。

金は、他の資産への不安が高まるときに買われるケースがほとんどです。

他のケースは?と考えてみると、「工業用」もしくは「宝飾品関係」のものだと思います。

ただ、結局採掘できる量は決まってますし、この金の価格が上がっても、金にやって何かサービスが広がるとか、経済活動が活発になるといったことはないですよね。

つまり、金というのは結局、期待と不安だけで価格が変動するものだということです。

金1オンスがもっと他の何か生み出すようになれば違うと思いますが、持ち続けても1オンスのままということになるのでしょう。

3.企業、農場や不動産などの生産性のある資産

結局、バフェットさんが言いのはここだと思います。

株式投資で名をはせた人ですから、生産性のある資産を押していますね。

他の2つと圧倒的に違うことは、「投資することでどんどん拡大してサービスや商品を生産していく」ということです。

また、他の2つは不安で価格が上がっていくのに対して、生産性のある資産は期待によって価格が上がります。

この視点は考えたことがありませんでした。

でもシンプルに考えてみると考え方がポジティブだからかなり親近感が湧きます。

期待によって上がるものの方がワクワクしますしね!

改めて、株式投資をする良さを学べたような気がします。

ここでの疑問と仮説

投資の選択肢を3つで分けた話があった中で、僕は疑問に思ったことがあります。

1や2でも利益を上げている人は世の中にたくさんいる。

でもその人はどうして利益を上げることができたのか?

僕の現時点での推測は、短期的に投資もしくは投機を行い、短期的に利益確定をしたからではないか?と考えています。

つまり、長期的に考えるなら3の株式投資などで、短期的に利益を狙うのであれば、1や2のようなものです。

だからこそ、仮想通貨でも利益を上げる人はかなり出て話題にもなりました。

でもそれが長期に渡って利益を出し続けることができるかは微妙です。

これは現時点での僕の仮説ですが‥

つまり、長期的に株式投資で運用しながら、短期的にその利益を上げていくなら債券や仮想通貨などになるのではと思っています。

ただし、投資すべきタイミングを見計らう必要はありますが‥

今回は、ここまでです。

以上、読んでいただいた方はありがとうございます!


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