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【朝読書】バリュー投資の勉強メモ2 #株式投資
今日も"真のバリュー投資のための企業価値分析"を読みました。
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この本を読み進めていくと、企業価値をどう算出するかの具体的な方法としてDCF法が出てきたので、今日はそこをnoteにしていきます。
DCF法(ディスカウントキャッシュフロー)
DCF法は、この本でいう真のバリュー投資を行うために企業価値を算出する方法です。
僕もいくつかの本で見てきましたが、この本ではとても詳しく説明してあります。
ただ、1つ1つの言葉聞きなれなかったり、自分なりに調べて算出するものがあったりでかなり難しいです。
でもこのDCF法で企業価値を算出する過程でかなりの分析ができることを著者は言っています。
この方法で算出する前に、必ずROICやCF計算書などで数字をチェックして企業の価値創出能力を確認して、ふるいにかけた上で、さらにこのDCF法を使って算出していきます。
「企業価値は、その企業が将来に生み出すことのできるキャッシュ・フローの現在価値の合計に等しい」と定義される価値算出方法であるDCF法で企業価値を算出していきます。
DCF法の手順
この本で書かれてあるDCF法の手順はこうです。
資本コストを計算する
フリーキャッシュフローの予測をつくる
継続価値を求める
フリーキャッシュフローと継続価値を資本コストで現在価値に割戻、事業価値を求める
土地や建物などの遊休資産を直評価し、非事業価値を求める
事業価値(4)に非事業価値(5)を加えて企業価値を計算
企業価値から負債額を控除して株式価値を求める
株式価値(7)を発行株式総数で割、理論株価を計算する
この手順を見ただけでは、全くわかりません。
そもそも言葉の意味がよくわかってないですからね。
ひとまず、現時点での僕がこの本を読んでの理解で、メモしておきます。
1."資本コスト"とは?
ここで言う資本コストは、WACC(加重平均資本コスト)と言われるものを使用して算出します。
これは、資本コストは「株主資本コスト」と「金利である負債資本コスト」であるため、この計算を使用します。
【計算式】
WACC=負債コスト×節税効果×融資負債総額のウエイト+株主資本コスト×株主資本のウエイト
と言う計算式になります。
これを1つ1つの計算式に落としていくと
節税効果=1ー実効税率
融資負債総額のウエイト=有利子負債÷(株主資本+有利子負債)
株主資本のウエイト=株主資本÷(株主資本+有利子負債)
と言うことになります。
この時点で正直計算がややこしいと思ってしまいましたが、自分のお金を大切に運用するにはここまでする必要がありますよね。
2."FCF(フリーキャッシュフロー)"について
フリーキャッシュフローについて、僕が以前勉強した計算式は、
「営業CFー投資CF」でした。
しかし、この本ではもっと詳しく書かれてありました。
【計算式】
FCF=税引後営業利益(NOPAT)+非現金支出ー運転資本の増減額ー投資額
この2つの違いが何が違うかをまだ実際に計算していないので、検証できてきません。
いくつかの企業で計算してみて違いを確認したいと思います。
そして、この詳細な計算式にも難しい用語があります。
税引き後営業利益:営業利益×(1 - 実効税率)
非現金支出:実際ににはキャッシュの出入りがない勘定科目(減価償却費や引当金、のれんなど)
運転資本の増減額:一般的な小売業や製造業では(売掛債権+棚卸資産ー買掛債)の前期からの増減分
現時点での僕の理解はここまでです。
ただ、さらにこのFCFの予測を作るのがDCF法の手順の2番目ですから、ここを理解していかないといけません。
ただ、まだそこには至ってないので、理解して整理できたらnoteにしていきます。
ひとまず、今日の勉強メモはここまでです。
読んで頂いた方はありがとうございます。
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