散歩の景色が変わる瞬間
普段何気なく散歩していた道が、
地震があってから、初散歩。
散歩の仕方、周りの見方が変わった。
今までは、ただただ、散歩。
頭を巡らす散歩。
気分転換の散歩。
そんな中で、季節の移ろいを楽しむだけだった。
だけど、今日の散歩は、見るものが変わり、
このルートにはどんなモノ、建物、道、自然が広がっていて、
どんな危険が考えられたり、また、危険回避になったりするのだろうと考えたり、このルートが断たれた場合はどうしたらいいだろうなど、
災害が起こった時のことをメインに考えて、見ていた。
ただ、それだけではなくて、考えられるマイナス要素はたくさんあって、
それを認識して、どうしたらいいか対策を考えられるかが大事だなって思った。
起きている内容、事象によって、メリットにもなったり、デメリットにもなったりする。
だから、何がどんなところにあるのかを把握していくことが、とても大事で、お散歩で、そんなことまで考えてなどいなかったなと思った。
自分1人でもそうだけれど、これは、子供がいたりしたらもっと大事だなって思った。
気分転換の散歩も、季節を愛でる散歩も大事。
それと同時に、そんないろいろな考えを巡らせ、観察し、予測したり、相談しあったり。
そんな目的ができたことがとても大きな学びとなった。
今までは、散歩もあまり進んでできなかったけど、
周辺地域や、自分の行動範囲の散歩は、とても大事な意味を持ってくれているんだと思った。その散歩が、いつか自分や誰かを助けるかもしれないと思えたから。
リスクを考えるのは、とても大事。
ただ、そればかりだと、精神的に滅入ってしまうから、
綺麗な花や、畑、田んぼ、新築の家も見ているととても面白い。
建築関係の友人は、よくマップを作るために散歩していたなと思った。
すごいなーっとしか思っていなかったけど、今となっては、とても参考になるマップだったし、周辺散歩、周辺観察、周辺調査して、マップにするだけで、かなりの学び、気づきがあるんだなって、想像したでけでも感じた。
作ったら、さらに学びがありそうです。すごい友達でした。
いつ、何があるかなんてわからないけど、いろんなことを観察して、気がついて行けたら、いいなって思いました。
あとは、今までゆっくり散歩していたのが、サッサと散歩するように。
それも変化ですね。
立春も近いです。
周辺調査で、地滑りの怖さも感じましたが、
梅の花が咲いているのも見かけて、
怖いこともあるけれど、
素敵なことでも、心を満たして行きたいと思いました。
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