「人との関わりを大切にしています！」― ワタシのでこぼこがハマるまで。2年目社員インタビュー
今年の夏は本当に暑いですよね。外にいるだけで溶けてしまいそうな程でしたが、そんな中でもスーツに身を包み歩く就活生と思われる方々を電車の中や街中で見かけます。
自分の歩く未来を自分で作っているその姿に、心の中ではいつも応援しています！
そんな「あなたの個性やでこぼこが、活躍につながる場所は必ずある」ということで、編集部では、若手社員のでこぼこ（個性）とNECがハマったエピソードを、全3回に分けてお伝えしていきます！今回は第2回として、NECトレード・サービスソリューション統括部 の福井さんにお話を伺いました。
第1回の記事もあわせてご覧ください！
福井さん
日本電気株式会社
トレード・サービスソリューション統括部
2022年入社。総合商社向けにNECのソリューション営業を担当。笑顔が素敵なポジティブな福井さんです！
幼少期から色々な文化に触れることで、今の自分が形成されました！
―さっそくですが、福井さんの生い立ちから教えてください！出身はどちらですか？
いわゆる転勤族で、故郷がたくさんあります！生まれは関東ですが、関東、関西、九州と6箇所に住んでいました。私の故郷は一か所には絞れないですが、逆に言えば全てが故郷です。
―各地に住んでいたからこそ、今の自分が形成されたなと思う場面などはありますか？
何でも受け入れられる性格になったなと思います。例えば、子どもの頃って方言とか聞き慣れない発音に違和感を覚えたりするじゃないですか。私の場合はそういうのがありませんでした。常に “郷に入っては郷に従え”でしたね。
あと転校が多かったので「自分から話しかけないと！」みたいなのはありました。やっぱり、自分も話しかけてもらったら嬉しいので、そういう想いもあります。
―部活動は何かされていましたか？
高校はボランティア活動をする部活に所属していました。たまたま友人に紹介してもらったのが入ったきっかけですが、本当に良い経験をいっぱいさせてもらいました。
お祭りのゴミ拾い、クリスマス時期に病院でのハンドベル演奏、子どもが遊ぶ施設で一緒に工作、絵本配りなどの活動をしました。
あと、異文化交流的な活動もありました。台湾に行って、一緒にダンスをしたりタピオカミルクティーを作ったりして楽しかったです。
私の弱点を指摘してくれる友人に助けられました。
―色々なことに興味を持って取り組んでこられたように感じましたが、何か苦手なことはありましたか？
文章を書くのがあまり得意ではないです。簡潔に分かりやすくまとめて書くのが苦手で、冗長になってしまうんですよね。だから就職活動の時は、エントリーシート書くのが本当に大変でした。
エントリーシートが一番苦手で「面接まで来たらこっちのもの！」と思っていたのですが、面接までなかなか進めなかったんです。
そんなある日、サークルの友人に「全然面接まで進めないんだよね」と話したら、「エントリーシート見せて」と言われたので見せました。そしたら「これやばいよ」って。（笑）そこから一緒に、エントリーシートの作り方や、自己分析の特訓を始めました。
―希望の業界や職種はあったんですか？
元々テレビ業界に興味があって、テレビ局でアルバイトしていました。
自身が想像していた通りの仕事もあれば、意外な仕事もあったりして。社会には自分の想像している以外の仕事もあると気づいたので、他の業界も見てみようと思いました。そこから、日頃ポジティブなコミュニケーションを心掛けている自分が最大限にパフォーマンスを発揮できる環境はどこだろうと考えるようになりました。
内定をもらっている子と何もできていない自分の違いを考えた。
―どのようにしてNECに出会ったんですか？
正直NECのことは何も知らなかったです。大学の説明会には来ていて、その時「ネック」って読み間違えていたんです。それを母の前で言ったら「NEC知らないの！？」と驚かれました。（笑）
数か月して、YouTubeでNECが紹介されているのをたまたま見つけたんです。そこで改めてNECを調べてみたら説明会を開催していることが分かり、参加してみました。そしたら、社員の方々の雰囲気がとても良くて！こんな人たちと一緒に働きたいと思って、エントリーを決めました。その後、無事エントリーシートが通過できたのも、就活前半で自分の弱点に気づき対策できていたからこそかもしれません。
―そこがNECの採用面接への第一歩だったんですね。
はい。エントリーシート通過者向けにFCH(※1)のバーチャル見学会があったんです。そこで、「NECすごい！！これは絶対に合格したい！」と、さらに熱が上がりました。
そこから、内定持っている子と、何もできていない自分は何が違うんだろうと考えました。そしたら「あ、大人からのフィードバックだ！」と気が付きました。
多分内定持っている子って元の優秀さもあると思うんですけど、グループワークや発表を通して、アドバイスをもらって成長しているんじゃないかなって思いました。
自分を振り返ってみたら、リクルーターについてもらったことは1回もないし、客観的な大人からの意見をもらったこともないなと。学生同士のコミュニケーションは結構やっていたんですけどね。
そこで、これは生の声が必要だと思ってNECの事務局に問い合わせたんです。「NECに入りたいので、実際の社員の方の話を聞かせてください！」と。そしたら「福井さんにリクルーターをアサインします」と返事が来て、その瞬間「え！人生初のリクルーターだ！」と本当に嬉しかったのを覚えています。
はじめのリクルーターは2年目の若手の方でしたが、違う視点での意見も欲しくなって、大学にあるOB訪問リストで中堅くらいの方も探しました。その方は、実は今も同じ部署の先輩です。
※1 FCH…NEC Future Creation Hub。NEC本社内にあるテクノロジーとビジネスの融合を体験できる施設。
―就活期間中はどんな想いを持っていましたか？
「NECに受かりたい」という想いが強かったので、エントリーシートをとにかくたくさん書いて経験を積むようにしていました。自分の想いを表現するための練習です。
1つのことにガッと集中するという性格もあり、エントリーシート書いて、面接行って、夕方散歩に行って今日のダメだったところの振り返りをして。そんな1か月半を過ごしていました。どうしてもNECに入りたかったので、NECに向けて全て尽くすみたいな。(笑)
当時、最終面接はプレゼンがあったので、家族の意見を聞きながら内容を練りました。
その期間はつらさよりも「受かるぞ」という想いの方が強かったです。
―そんな就活を経て入社した今、どんなお仕事をしているんですか？
総合商社グループの営業として、NECの持っている技術やソリューションを提案し、お客様の課題解決に日々励んでいます。NECの製品やソリューションのことを勉強する中で「そんなこともできるの！？」と驚いてしまうことがよくあって、NECの技術ってすごいんだなーと、自分の会社ながら思います。（笑）それに、私はまだできないことも多いのですが、お客様に良くしていただいているので、「はやくNECの技術でお役に立ちたい」と思いますね。
―入社前からNECのことが好きな福井さんですが、入社してから印象が変わった箇所や更に着目するようになった箇所などはありますか？
飲食店とかカラオケのタブレットが「NECじゃん！」と日常生活の中でも思うようになりました。
あと、姉が学校で教師をしていて、話していると結構今でもアナログなことが多くて。それ見て、NECだったらこれくらい効率化できそうかなとか、いろんな視点で物事を見られるようになった気がします。
なんでもまずは「いいね！」と受け入れるのが私の個性です！
―福井さんの個性って何だと思いますか？
ポジティブなところですかね。なんでもすぐ「いいね！」って肯定して、色々な物事の受け入れ力があると思っています。
でも実は、ネガティブなことも結構考えちゃうんですよね。常にポジティブ思考というよりは、ネガティブを外に出さないようにしている感じです。
自分がそうなんですけど、きつく言われたりすると「自分は十分反省しています…」とどんどん委縮しちゃってミス連発みたいなことになっちゃうので。だから私が人に何かを言う時は良い所がつぶされないような形に考えているのかもしれないです。
大好きな友人との語り合う時間は何よりも大切です！
―最後に、福井さんにとってかけがえのない日常はなんですか？
友人とご飯に行ったり、話したり、その時間がかけがえないなと思います。その友人のハマっている話とか最近あったこととか感じたことを聞く、そういう時間が楽しいなって。
もちろん自分の話もするので、お互いに語り合いたいです。
―ちなみに今福井さんがハマっているものを教えてください！
今私がハマっているのはバチェラー(※2)です！昨日も見ました！
人々の感情の揺れとか、人間模様とか見ると、引き込まれます。こういうドラマもそうだし、自分の周りの人も含めてですが、人が好きなんですよね！
※2バチェラー…バチェラー・ジャパン。Amazonプライム・ビデオにて配信されている恋愛リアリティ番組
福井さんのように、個性を十分に発揮し活躍できる場があるということを、就職活動に励む学生の皆さんに気付いて欲しい、そんな想いを込めて、豪華制作陣と共にオリジナルアニメーション動画を制作しました。
ぜひご覧ください！