#苫前町ローカルプレイヤー「花田 郁哉」

次の世代へ、苫前の暮らしを繋ぎたい

畑があるから。今人口3,000 人を切っている苫前町で、農家という職に就いている以上、これからもこの町で何十年と暮らさなければいけない。
だからこそ、どうにかして広く、多くの人に苫前町を知ってもらいたいんです」。そう話すのは、苫前町の農業法人で働く花田郁哉さん。長く住み続けたいからこそ、苫前町の魅力を発信していきたいという強い想いを持っています。
人口減少に歯止めをかけ、苫前町を農業や漁業のブランド地として確立させることが花田さんの将来的な目標です。

「子どもを遊ばせる場所が少ないとか、雪が多いとか、アクセスが悪いとか、思うところはありますが、子育て支援が充実していたり、自然が豊かで、気さくな人が多かったりと、子育てにはとてもいい環境だと思います。

将来の子どもたちに少しでもこの環境を残すことができるよう、自分もがん
ばらないとなという想いが強いです。具体的には子育て世代がもっと苫前町を楽しめるような、イベントを企画できればと思います」。
　
町の課題に「自分ごと」として向き合う花田さんの姿勢には、地域への愛情と将来への希望が込められています。

花田 郁哉（はなだ ふみや）
北海道新ひだか町（旧静内町）出身。苫前町の農事法人に勤め、農業に従事している。自身も子育て中で、子育て世代がもっと住みやすい町を目指し、地域のローカルプレーヤーとして、地域のにぎわい創出事業に積極的に携わっている。