見出し画像

本当の意味での人の幸せとは・・・

 日本の中でも北海道はラーメン店の多い地域です。近年では、各店が「味噌・塩・醤油」味にもそれぞれ工夫を凝らした味を追及して独自の個性を主張しているようです。ですから、メニューで「味噌ラーメン」となっていても一昔前のイメージの味とはちがうラーメンになっている場合があるようです。その味を好むか嫌うかは個人の判断によるでしょう。行列ができるほどの人気店は他の店では味わえない独自の味のラーメンがあり、それを食した有名人のコメントが大きな集客に至っているようです。

 一方では「昔ながらのシンプルに美味しくて安心して食べられるラーメン」も求められているのです。化学調味料を使わない、必要最低限の素材だけを使う。そうした(昔風)ラーメンを好む人もいるわけです。そうした本来の味のラーメンを提供しているお店は地元や観光客を虜にし、長年に渡って多くのファンを獲得しています。あるラーメン店の店主は「味の独自性を求めて色々なものを加えていくほど、お客様の反応は反比例しました。お客様が求めているものは何かと考え抜いたら、シンプルに美味しくて安心して食べられることにたどり着きました」と言われています。

 色々なものを加えることによって犠牲になるもの、それは素材それぞれの本来の持ち味が希薄になることではないでしょうか。ある人々は新しいもの、刺激を求めて奔走しています。「高級食パン」や「ステーキ」のお店がブームになりましたが、長続きはしないで閉店しているようなのです。話題性だけでは店舗は継続していけないことが露呈しています。

 私たちは誰もが幸せな人生を送れることを求めていますが、あまりにも多くの情報に惑わされてしまっているのではないでしょうか。そのために人々は、多くの時間を費やしても求めているものを得ることができず、また、本物と偽物の区別が判断できずに迷走し続けて、身も心も疲れてしまい苦しんでいる人は少なくはないと思われます。

 聖書にはこのような記述があります。

みことばによく通じた者は幸いを見出す。
主(神)に拠り頼む者は幸いである。
箴言16章20節

聖書 新改訳2017

 命の尊厳が危ぶまれる社会になってきています。無差別殺人、未成年による事件や組織化された詐欺事件の発生、そして自殺者の増加は日本でも大きな社会問題となっています。
いまこそ我々を創造されたのは真の神様(イエス・キリスト)であり、そして人が幸せな人生を送れるのはイエスの教えに従った歩みをする。それ以外では本当の意味での人の幸せは得られないことを知っていただきたいのです。

 聖書には人間の本質が神の視点から記されています。どうぞ聖書を開いてみてください。

単立バプテスト 苫小牧キリスト教会のホームページではさまざまな情報を発信しております。
どうぞご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?