器用貧乏、疲れがちだからこそ光るものを見つけたい

私は自分のことを器用貧乏だと思っています。
日本の教育の賜物ですね!!!(嫌味)

中学生までは、勉強も運動もできて優等生って感じだったんですが、何かで1番になれるくらい秀でているかと言われるとそういうものはなく。

地元で進学校と呼ばれる高校に進学するとあら不思議、私なんかよりめちゃくちゃ勉強ができる人ばっかり!!そして部活もめちゃくちゃハード!(文武両道という進学校あるある)
「本当にできる人達」ってのを目の当たりにしました。
まぁ部活も勉強も両立出来なかったわけですが、ギリギリでそこそこな私立大学へと入学しました。

今振り返ると、本当は美術系の大学に進みたかったのですが、そんな奴周りの誰も居なかったし、当時の担任や親に言ってみたりもしたけどフツーに反対されました。
別に絵も上手ではなかったので、その反対を押し切ってまでみんなと別の道に行く勇気もなかったんですが……。(そのお陰でまだ絵は描いてます……執着……)

大学も経営学部を選び(理由は汎用性が高そうだったから)、特に専門性も身につかず、更に公務員となって今に至るわけです。

さて、公務員というお仕事ですが(私は県庁の行政職です)、実に業務が多岐に渡っており様々な能力を要求されます。
協調性、コミュニケーション能力、折衝能力、文章を読み解く能力、文章を書く能力、電話対応、クレーム対応、短期間で知識を習得する能力、説明力、長時間労働に耐えうる体力、強靭なメンタル……
ズバリ、公務員に向いている人は
「何でも水準以上に出来る能力があるけど、特段やりたいことはない人」
or
「心が死んでいる人(笑)」
かなと思います。この辺の話はまた追追書こうかな(笑)

まぁとにかく私は器用貧乏なので、どれも微妙にやれてしまったわけですが、この「やれてしまった」というのが問題なわけです。

器用貧乏なので、全てが上水準でやれたわけではないです。(ここがポイント)
上水準でやれてたら余裕で公務員続けてます笑

ギリギリやれてしまう、そして周りからはやれてると思われてしまう……
でも自分としては精一杯だしめちゃくちゃ疲れる。
本当は折衝も、調整も、電話対応などもめーーーーーっちゃ嫌いなんですが、微妙にやれてしまうが故に辞められない。
逆に全くやれない、使い物にならないなら辞めるという対応も出てくると思います。
学生時代に、光るものを何か磨いておけば良かったと後悔する毎日です。

器用貧乏で消耗している人こそ、「やれてしまうこと」ではなく、「自分がやりたいこと、好きなこと」を見つけるのが良いと思います。

世間体とか、親とか色んなものに惑わされて、やりたくないけど世間的には良い!とされてることをやりがちなんですよね、器用貧乏って!!!
だってそこそこやれてしまうんだもの!!!!

そして私は技術者としてスキルを磨きたいと思い、転職しました。
未経験業界なので不安はありますが、逆に器用貧乏を活かしてそこそこやれるのではないかと、そう言う自信はちょっとあります笑

自分のやりたいようにやる、という当たり前のことをやるのに、とても時間がかかってしまいました。

この数年は、世間体も親のことも気にせず、やりたかったことをやってこうと思います。

noteは自分語りができて良きかな。
そして意外と見てくれる人もいて嬉しいです。

また色々思いの丈を綴っていこうと思います。

ではまた。


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