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補助率10/10、補助上限無制限!全国の事業者が対象の「ALPS処理水緊急新規需要開拓支援補助金」とは
福島第一原発の処理水放出による、水産物の風評被害や懸念される中、その対策として「ALPS処理水風評被害対策補助金」という補助金が出ていることはお伝えしてきましたが、それとは別に、ALPS処理水関連緊急新規需要開拓等支援事業補助金が10月20日より公募されています。
水産加工業者など、全国の民間事業者も対象で、補助率10/10、補助上限無制限(!)という補助金となります。
関連リンク
補助額最大1億円、補助率最大10/10(!)、水産物の風評被害対策に、全国の事業者が対象の「ALPS処理水風評被害対策補助金」
https://note.com/tomahojo/n/nd14486504a9c
厳格運用で使いにくい!?全国の事業者が対象の「ALPS処理水風評被害対策補助金」
https://note.com/tomahojo/n/n45619140da2a
ALPS処理水関連輸入規制強化対策緊急支援事業
https://www.fishfund.or.jp/jigyou11.html
■「ほたて」と「なまこ」が対象と明記
風評被害対策補助金(旧補助金)は、対象魚種を申請者側で照明する必要があり、分かりにくいと言われていましたが、新規需要開拓補助金(新補助金)では、「ほたて」「なまこ」が対象との明記がされています。
なお、旧補助金では、対象魚種と対象外魚種をセットで販売する場合は対象外になる(例えばECサイトは対象魚種のみを掲載する必要あり)とありましたが、新補助金でも変更は無いものと思われます。
■事業目的は「水産物の一時的な買取や保管」経費が中心に
また、補助事業名とは対照的に、補助金の事業目的・概要として「漁業者団体等が行う、水産物の一時的な買取や保管を支援」と明記され、買取保管を中心とした補助金という打ち出しがされています。
補助対象経費は、保管料、入出庫料、保管するための加工料、運搬料などの買取保管のための経費とともに、買取代金及び経費に係る借入利息も対象になっています。
■販売可能となるは買取後3ヶ月以上経過してから
買取保管の経費以外にも、新規需要開拓費も対象となっていますが、買取代金及び経費の合計額の15%以内、さらに販売可能となるは買取後3ヶ月以上経過してからという制限が付き、あくまでも買取保管が前提となっています(供給過剰の緩和が目的)。
こうしてみると、水産加工業者など民間事業者も補助対象ではありますが、漁業協同組合など公的な組合等が利用する補助金という性質が強く出た補助金と言えるのではないでしょうか。
■ALPS処理水関連緊急新規需要開拓等支援事業補助金(概要)
概要 漁業者団体等が行う、水産物の一時的な買取や保管を支援
対象魚種 ほたて、なまこ
申請者の要件 漁業協同組合、水産加工業者等
補助対象経費 保管料、入出庫料、保管するための加工料、運搬料、買取代金及び経費に係る借入利息、新規需要開拓費(買取代金及び経費の合計額に15%を乗じた金額)
補助率 10/10
補助金額 上限・下限なし
(収入から支出を控除した損失額と補助対象経費のいずれか低い額)
事業実施期間 交付決定日から事業完了日まで
■補助金申請をお考えの方は、ぜひ当センターへご相談ください
北海道補助金助成金サポートセンターでは、自社での申請が難しい事業者に向けて各種補助金の申請サポートを行っています。
様々な補助金のサポート実績がありますので、支援をご希望の方や、自社でも使えるかなどご相談は、電話、お問合せGoogleフォーム、SNSのDMなどでご連絡ください。お待ちしています。
電話:0144-82-8973
お問合せはこちらまで(Googleフォーム)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeuS0R5UqZD82-ZZco1lJMkZdy0Z_p-U5zEv_Wa9MvqrgxxWw/viewform
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