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書評 『ふしぎなオルガン』 リヒャルト・レアンダー作,国松孝二訳

 リヒャルト・レアンダー作,国松孝二訳の
「ふしぎなオルガン」(岩波少年文庫,1952年初版,2010年新版発行)です。
これは,今から150年ほど前に,ドイツのお父さんが子どもたちのために書いたお話です。
1870年,独仏戦争に軍医として従軍したお父さんが,戦地から...書き送りました。
 人が幸せに生きるとはどういうことか、20のお話のなかにお父さんの思いが込められています。
 たとえば,もし一つだけ願いごとがかなうとしたら,どうしますか。
どんな願いごとをすればよいのか,このなかの「魔法の指輪」というお話には,そのヒントが書いてあります。


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