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自己紹介と口ぐせでわかる人の善悪

自己紹介で善人度をスクリーニング

ドイツのケルン大学の実験結果
見知らぬ人の自己紹介を見て、その人が向社会的かどうかを判定した結果、たった20秒だけでその人が向社会的な人間かを正確に判定することができました。

向社会的(心理学用語)
自分をかえりみずに他者や社会を助けようとする性質のことです。

機会があれば、自己紹介を見て自分が相手にどんな印象を持ったかをシンプルに考えてみましょう。それだけで相手が善人なのかを的確に判断できてしまうでしょう。

ここでも大切なのは直感です。

口ぐせに隠された真実

犯罪心理学の研究
により、私たちの「口ぐせ」には腹黒い性格かどうかが反映されることがわかっています。

危険性が高いのは、
「みたいな」
「かもしれない」

をよく使う人です。

このような人は、断言を避けて立場をぼかすことで自分に役立ちそうな相手(獲物)に近づく準備をしている可能性があります。自信満々なタイプの人がこの言葉を多用する時は、特に注意が必要です。

ただし、ストレスや不安に弱い人も言葉を濁すことがあるので気をつけましょう。

安全性が高いのは、
「なるほど」
「たしかに」

をよく使う人です。

おおらかで正直なタイプの人は、このような相づちを使うことが多いようです。

「あの人のことをどう思いますか?」

この質問をすれば、他人の性格を高い精度で見抜くことができます。もちろん一度の質問だけで完璧にスクリーニングできるわけではないので注意して下さい。

ウェイクフォレスト大学が効果を確認
当たり前のようですが、他者にポジティブな印象を持つ人は、自分がポジティブな性格なのです。もちろん、その逆もしかりです。

質問をして相手が「あの人は優しいよ」と答えれば、質問をした相手も優しい性格である可能性が高いということです。

質問をした相手から「あの人は嘘ばっかりだよ」といった答えが返ってきたら、嘘つきである可能性があるのです。

質問の返答パターン

「あの人はおもしろくて幸せそう」
質問相手:人生の満足度が高い

「あの人は落ち着いている」
質問相手:人に優しい

「あの人は真面目で誠実だね」
質問相手:社交的な性質

「あの人はインテリジェンスがない」
質問相手:頭が良くない

「あの人はコミュ障だから嫌い」
質問相手:ナルシスト

質問対象の"あの人"を変えて、繰り返し相手に問い掛けてみると、スクリーニングがしやすくなりますので、試す価値はあるかと思います。

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