「自分には価値がない?」自己価値の低下を感じる理由
自己価値の低下を感じる理由は、過去・現在・未来のイメージ、トラウマ、虐待やネグレクトの記憶、自尊心・自己評価の低下、メンタルヘルスの問題など、たくさんあります。
自己価値の低下への対処法のポイントは、
・自分自身に優しくする
・思考や感情の文章化
・セラピストやコーチと協力して、否定的な思考パターンを改善する
などがあります。
なぜ自己価値の低下が起きるのか
記事の初めに記載したように、これには多くの要因が関与します。
自己価値低下の一般的な理由
トラウマ記憶
トラウマは、自己価値・自尊心・自己評価に根本的な影響を及ぼします。トラウマによる記憶は、生涯にわたって心に根付いてしまう可能性があります。
失敗の記憶
人は強く失敗したと感じると、不安障害などを引き起こす場合があります。また、失敗の記憶は、自己価値の概念にも影響を与えます。
批判の繰り返し
大切な人や恋人からの批判(自己批判も含む)は、自己価値に負担がかかります。批判が繰り返され長期化すると、その批判の内容を自分で本当だと信じんでしまい、自己嫌悪に陥ることもあります。
仕事の生産性
特定の職場などでは、高い生産性基準を持っています。その基準を達成できなかった場合、自己価値の低下を感じることがあります。
自責の念
ネガティブな出来事は「自分のせい」であるという考え(ネガティブ体験のパーソナライズ)は、自己価値と結びつけると危険性を増します。
ストレス
心身のストレスは、怒りや悲しみが内面に向くことがあり、それにより自己価値の低下を招く可能性があります。
メンタルヘルスの問題
虚無感や自己価値の低下は、うつ症状の主体であり、これは、物質(薬物など含む)使用障害、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、摂食障害、不安障害などにも存在することがあります。
自己価値の低下は、どのような人でも一度は感じたことがある感覚です。
なぜならば、多くの人は幼少期から成人を迎えるまでに、様々な思考や感情の波があるものだからです。
例えば、両親や教師、友人、兄弟などからのガスライティング(認知的・心理的虐待)や、人間関係において何かしらのトラブルを経験しない人はほとんどいないように。
自己価値の低下が、うつ症状の兆候を意味する場合
長期的な自己価値の低下は、うつ症状などの主症状であるため、そのような場合はメンタルヘルスの問題と関連している可能性があります。
上記に付随する症状には、社会的活動からの撤退、孤立感、絶望感、恥ずかしさ、罪悪感などがあります。
次回↓「自己価値の低下を改善する12の方法」をお伝えします。
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