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「社会を見返すサイコパスになる」キーワードは「誠実性」

サイコパスは100人に1人

ドラマ、映画、アニメ、マンガなど、現在でも様々なところで彼らが登場することがあります。

サイコパスの定義については科学的に言えば先天的に脳機能に特別なものを持っているなどがありますが、ここで言うサイコパスの定義は、「共感力が欠如」している人のことを示します。

サイコパスをネガティブに考えると、協調性がないとか、人の気持ちがわからない、非情、冷酷などが言えます。

しかし、「共感力が欠如」しているからこそ「誰にもできないことを達成」できたり、「人がびっくりするような行動をとる」ことができるのです。

サイコパスが存在する職業のランキングでは、CEO、弁護士、キャスター、セールスマン、外科医、ジャーナリスト、警察官、聖職者、シェフ、公務員とあります。

そこから見ると彼らは「社会の形成に必要な人材」であることが分かるでしょう。

最大の持ち味は「感情に流されない心」

公共サービスを執行する職員である公務員が、職業上、人に共感をしていては何も判断できないでしょうし、警察官が法を破った人の身の上話しを聞いて「あなた可哀想!だから無実!」とか泣きながら言っていたら大変な話です。

「他者や他の痛みを感じる」というのも共感力なので、共感力の高いシェフが「お魚が可哀想、牛さんも可哀想、お野菜も…シェフ辞めます…」みたいなことになったら困りますし、外科医が、けが人を目の前にして「患者さんをメスで切るのは自分まで痛く感じるのでやりません」とは言えません。

残念ながら、中には人の気持ちや痛みがわからないので凶悪な犯罪をしてしまう人もいます。

バージニアコモンウェルス大学では、社会で成功するサイコパスと失敗するサイコパスの違いを研究しました。

研究の結果、社会で成功するサイコパスは、失敗するサイコパスと比べて誠実性がかなり高いということが分かりました。

心理学において誠実性とは、

「責任感があり勤勉で真面目な傾向」となりますが、ようは「何かしたい!」という気持ちや衝動をどうコントロールするのかを示しているものと言えます。

サイコパスにとって、自分の衝動や攻撃性をいかにコントロールできるか?

つまり、「セルフコントロール」が成功へのヒントとなりますので、

・勤勉な姿勢で物事に取り組む
・地道にコツコツやる
・真面目な態度をとる


などが重要なトレーニングになります。

もちろん誠実性を高める「セルフコントロール」のトレーニングは、サイコパスでなくとも必要な要素です。

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