見出し画像

好かれようとしてるのに「なぜか印象がわるい人」

"悪気がないのに嫌われる人"

には、当たり前の「思考や行動パターン」があります。今回はそれを認識して、"自分自身にも照らし合わせて"、相手にスクリーニングされないように防御力を上げていきましょう。
人は、人に好かれようとする思考や行動が裏目に出ていることがあります。
心理学では"なぜか印象がわるい人"が、取りがちな思考・行動を大きく4つに分けています。

①バックハンドコンプリメント

これは、"慇懃無礼"いんぎんぶれい(うわべは丁寧に見えて、その実、尊大なさま)な表現をする。ということです。
必要以上に相手を褒めたり、過剰な丁寧語や敬語を使うパターンで、本人からしたら良いと思ってやっていても、相手からはすべて皮肉に聞こえています。
ふとした瞬間に「◯◯なのにすごいねー」「◯◯なのに立派!」などと言います。本人は褒めているつもりだからタチが悪いのです。言われた側はパワハラに感じます。
これらの態度は"洗練されていない印象"を相手に与えるので、人を褒めるなら言われた相手の気持ちを考えて伝えましょう。

②ハンブルブラッギング

これは、"謙遜を装った自慢"を意味します。Instagramの自撮りに「スッピンだからブサイクよ!」とコメントを付けたり、日常風景にブランド品などが写り込んだ写真をアップしたりする人です。
ハンブルブラッギングをするぐらいなら、ストレートにアピールしたほうが良い。このような研究結果も出ています。

③ヒポクラシー

これは、"言っていることとやっていることが違う人"のことです。「私やる気あります!」と言って盛大に遅刻をする人、「私あの人嫌い!」と言ってズルズルと付き合い続ける人などがよくあるパターンです。
実はこのような人の行動に悪意はなく、自然とそのようになってしまうのです。
自身の行動について人に説明する際には、何かと理由を付けて誤魔化しますが"単純にセルフコントロール能力が欠けているケース"が多いだけです。
とはいえ、人は言葉と行動が違う人を見ると脳が混乱し、その相手を嫌うようにできていますので注意が必要です。

④ハブリス

これは、"比較を使った自慢"のことを言います。「私のほうが上手なのに」「あなたも(私みたいに)もっと地位のある人とお付き合いしないとね」などと自分のポジションを自慢してきたりと、比較をしながらマウントをとってきます。
すごくいやらしい人ですが、表面上はアドバイスのふりをしているので心理的盲点ができ、本人は気づけない場合が多いです。
これら4つのパターンを普段から自分が使ってないか意識的にチェックしてみましょう。

サポートは、さらに良い記事を執筆できるように研究費として活用いたします☺️✨️ いつもありがとうございます💖