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ビジョン共有の威力!事業承継時に企業理念を見直す大切さ

皆さん、こんにちは。TOMAグループ、藤間です。私の著書「成功する事業承継」より、エッセンスをお届けします。皆さんの会社を残すには、どうしたら良いですか。ちゃんとした事業承継、次の代へのバトンタッチをしなかったら、皆さんの会社は残りません。

だから、よく言われる30年で1%しか残らない。99%は無くなってしまうんです。皆さんの会社はなぜ残らないのか。事業承継に失敗するからです。それをきちんとやったら、必ず皆さんの会社は残るんです。そのエッセンスをお届けします。

経営者が交代したら、企業理念、経営理念を見つめなおす

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関わる者の心得の計画。
企業理念・経営理念を見つめ直し、改めてビジョンを共有する。長く同じ社長が続くと、いつの間にか企業理念や経営理念がおろそかになってしまうことがあります。経営交代を機に、リーダーが率先して企業理念や経営理念を社員一人ひとりに見つめ直させましょう。また、リーダーがビジョンを共有することで士気も上がり、何をしなければならないかも見えてくるはずです。

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企業理念や経営理念を、もう一回見直すということはすごく重要です。私の尊敬する木野先生ももう一回経理理念を見直そうと言っています。この時期に、見直すというか見つめ直すということです。

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今、うちも社長が、年中経営理念、経営理念って言っているんです。やはり経営理念がこういう迷いの経営の中で、すごく重要で、なおかつ、ビジョンというものは変えてもいいと思うので、もっともっと先進的なビジョンを考えることも必要かなと思います。

事業承継は社長だけでなく、管理分門の事業承継が必要

管理部門の事業承継は、企業そのものの事業承継成功のカギということで、後継者でもある社長を直接支えるのは経営層でもある管理部門です。事業承継に成功する会社は、管理部門もうまく事業承継をして、若い世代に受け継がれています。

総務部長や経理部長がなかなか情報を下に降ろしません。なぜならば、情報が集まっているからこそ、自分に価値が出るからです。したがって、社長が変わるときに管理部門も若い世代に継承することが望ましいと考えられます。

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番頭さんを、各部門でつくるべきだと思っています。管理部、経理部、工場、営業、それぞれ自分の番頭さんをつくっていく。先代の番頭さんではダメなんです。それを徐々に変えていくことをしないと会社は続かないと思うんです。

ですから、今いない場合は、若い人を登用しながら、どんどんそういう人たちを育てていかないといけません。だから、本当は育てるということを社長になる前に育てておかなければいけないというのがあると思います。是非、皆さんの会社も、先代の社長の番頭さんは、後継者の番頭さんではないということを考えていただきたいと思います。

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後継者がいろいろな革新をしたくても、先代の番頭さんはそれに対してNoというようなことであるとしたら、会社は変革できません。そういう意味では、管理部門、特にそういう人たちを番頭さんにすることが必要だと思います。

金融機関からそういう人を迎えるというのもありますが、あまり上手くいっていないような気がします。ですから、そういう人たちをもし採用する場合は、ちょっと時間をおいて本当に適切かどうかを判断しないといけないと思います。

金融機関から来る人は給料が高いんです。そういう人たちに払う給料というのが、社内の不和を呼んでしまうこともありますから、その辺もどうするかいうことです。是非、若い世代に承継することをお考えいただきたいと思います。どうもありがとうございました。

事業承継や後継者育成にお悩みの方。
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皆さんの力に必ずなると思います。
是非、お待ちしておりますので、よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

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