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承継後の経営計画書は二人三脚で!!


皆さんこんにちは、TOMAコンサルタンツグループ藤間秋男です。私の著書「中小企業の『事業承継』はじめに読む本」より、事業承継の準備から承継後までの重要なポイントを皆さんにお届けさせていただきます。


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今回のテーマは、「二人三脚で経営計画書を作る」です。
私は3年前に社長交代の話をしてバトンタッチをした時に、「経営計画書」を作ることを彼に任せました。それ以来、彼が作った「経営計画書」を私が承認するという形になりました。


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徹底的に任せる方はそれで良いんです。けれど、任せたは良いけどちゃぶ台返しを会長がしたり、色々な意味でひっくり返すようなことがあるような先代だったら、やはり2人で作って議論して決めていかないといけないと思います。
先代は後継者を育てる役割があるので、代用権を持って4〜5年は取り組んだほうが良いと思います。

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私はもう任せきるということを決意したので、経営計画書は今の社長にほとんど任せて、「それで良いよ」と承認しています。ですがやはり、伸びが止まったら色々な発言をしていかなくてはならないし、そういう時にどういう風にしていくかという事を社長と打ち合わせをしたいけれど、私がいつも社長との個別の面談をする時に言う言葉は「君に任せたんだから、最後は君が決めなよ」と言って終わります。「これをやれ!」と言ったことはありません。


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最後は社長が決めるので、自分で何か失敗しても自分のせいだと思っていると思います。覚悟ある社長だったら良いけれど、そうではなくて会長になったけど社長の言うことを無視してやるような会長だったら、「経営計画書」を2人できちんと作って「経営計画書」通りだったら文句を言わない。「経営計画書」から外れたら文句を言う。そういうものを作っていかないといけないと思います。

ですから「経営計画書」を作る中に、当然2人だけでなく後継者の番頭さんや役員もみんな入れて「経営計画書」を作っていかなければいけないと思います。

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「経営計画書」を作るにあたって、トップダウンを続けるような会長だったら必ず「経営計画書」は作らなければいけない。ちゃぶ台返しをする会長がいると社長は育ちません。
きちんと後継者に譲り切る先代だったら、「経営計画書」は2人で作らなくても良いかもしれないですが、任せ切れない会長の場合は「経営計画書」を一緒に作って、「経営計画書」通りだったら文句を言わない。そういう「経営計画書」を作っていただきたと思います。ありがとうございました。


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