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社員が辞めない社風の作り方


皆さんこんにちは、TOMAコンサルタンツグループの藤間秋男です。私の著書「中小企業の『事業承継』はじめに読む本」より、事業承継の準備から承継後までの重要なポイントをお届けさせていただきます。


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【社員の働きがい】の作り方についてお話しをさせていただきます。
要望が上がってくる仕組みを作るということが必要だと思います。社員の働きがいって色々な考え方があると思いますけど、私は究極は社員に①考えさせて②発言させて③行動させて④反省させる、この一巡を作ることが働きがいがある事だと思っています。


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トップダウンで「これをやれ!あれをやれ!」、失敗したら「何だ、こんな失敗をして!」というような、そんな独裁ではなくて、社員に自発的に考えさせて発言させて行動させて、反省させる、その一巡したところが働きがいのあるところだというふうに思っています。


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TOMAの取り組み

そんな中で年に2回、アンケートを取ります。このアンケートは、基本的には社長と会長しか見ないやつと、上司が見るやつとあります。
結構不満や、来年は辞めたいとか、色々な意見が出てきます。そういう意見を聞いて色々と改善していく事が必要だと思います。やはり聞いてあげることが凄く重要だと思います。

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それからお客様アンケートも取るんですね。それは社員を褒めて欲しいからなんです。社員が頑張っているよという事を、お客様からお褒めの言葉をいただくとみんなの前で「○○さん、褒められました」って拍手して褒めるんです。
やはり業績が良いというか、お客様の心に寄り添っている社員は結構来ます。全く寄り添っていない社員にはあまり来ません。やはりハッキリしています。

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逆に怒ることもあります。カミナリカードというのをやって、これは要するに解約防止やお客様の気持ちをお詫びする事、そして二度と起きない仕組みを作る。そういう形でお客様アンケートを取っています。


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あとは目安箱というのを設置して、「何かあったら目安箱に入れる」。それは社長と会長しか見ない。例えば「パワハラがあった」とか、「セクハラがあった」とかそういう事が目安箱に入っています。そして委員会を内密に作って社員に漏れないようにして、色々な判断をする。そういった事をしています。


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それからミーティングを必ずやります。うちは面接を重視していて、ボーナスの支給の前に面接をするんですが、その3ヶ月前にプレのミーティングをやります。
「このままいくとあなたD評価だよ」「ここを直さないとこのままの評価だよ」というようなプレのミーティングをして、それでその後にボーナスの前の最終的なミーティングをして終わる、というような事をしています。要するにコミュニケーションを取るという事です。


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コミュニケーションの取り方も、基本的に悪い話をするだけでなく、「こういうところが良い」「ここが素晴らしい」という期待をお話しして送り出す、そんなミーティングをしています。


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「褒める」が「働きがい」に繋がる

やはり社員の働きがいを作るには、彼らのやる気をいかに出させるかという事。「褒める」という事ですね。「褒める」努力をしないといけない。私も上手くないです。どんどん褒めることが必要だと思います。

私は倫理法人会に入っているんですが、その中であるリーダーが凄く良いんです。仲間のまとまりも凄く良いんです。「褒め殺し」なんですよね。とにかく褒める。私のことも褒めるんです。こういう人がいると、みんなやる気が出ますよね。
そういう意味では、「褒め殺し」ってあるような気がします。

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社員の意見を聞く場をなるべく多く持つことが必要だと思います。コロナでなかなか飲み会とかが無くなっていますけど、やはり飲み会も凄く重要だと思います。懇親会も絶対必要。そういう会をもっと作っていくという事が、働きがいを作るという事なのかなと思います。


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是非みんなで仲間を盛り上げながら、ワクワクするような事を発言しながらやっていきましょう。それが働きがいがある会社の基だという風に思います。社員が喜ぶ会社、喜んでもらえる会社にしていかないと、会社って上手くいかないと思います。
「俺について来い」みたいな考え方はなかなか今通用しないように思います。ありがとうございました。


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