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「性格」と「人格」を高める7つの習慣とは

みなさん、こんにちは。藤間秋男の100年企業創りレポートより、今日からみなさんの会社を100年企業にするためのエッセンスをお届けします。

性格は相手のとらえ方で変わり、人格は努力して育てていくもの

1人格を磨く

今日は、「人間の格」芳村思風先生。私もこの先生の授業をたくさん聞いて、すごくためになっています。「人間の格」。本物の人間になるためには、人格について考えなければいけません。「人間の格」とは、人間であるために必要な条件です。人間の格には、性格と人格の2つの格があります。

2人格を磨く

1 性格は生まれつきのもので、変える必要はありません。相手によって、いい性格と言われたり、嫌な性格と感じられたり、相対的なものです。長所を伸ばせば、短所は味に変わる。短所があることを自覚し、できるだけ出てこないように努力することが大切。

私自身は、経営理念にもありますように、「明るく、楽しく、元気に、前向き」という性格を持って、常に明るく、楽しく、元気に、前向きにやっているんです。もう一つは、人をすぐ信用してしまうという、ある意味ではいいんだけども、悪いところもあるかもしれません。それぞれ自分の性格を認識していくことが重要かなと思います。

3人格を磨く

人格を磨くことで魅力的になる

どんな性格でも、能力と人格を磨くことで個性として魅力を持ち始めます。人格には3つの視点があります。「人格の高さ」、「人格の深さ」、「人格の大き」さという、この3つです。

4人格を磨く

人格は赤ちゃんや子供に備わっていません。生まれた後に、努力して育てていくもの、磨き上げていくものです。性格とはちょっと違います。人格の高さは、知識や技術や教養の量があると同時に、謙虚さが必要です。プロとしての自信や志があることも人格の高さを作るポイントです。傲慢な人には、人格の高さを感じることがありません。

私も、傲慢になる時が時々あります。やっぱりそれは自分の人格がまだ足りないなと思うんです。傲慢さは、人からも尊敬されないし、人格の高さを感じないというのはあると思います。

5人格を磨く

人格の深さは、考え方や内面的なもので、量ではなく質的なもので意味や価値を感じる厚みです。乗り越えてきた問題や苦悩や悩みが深さを作ります。

この深さがなかなか私はないんです。やっぱり深さを持たないといけないし、深くないんです。自分がどうも短絡的に考えてしまうんです。やっぱりそういう意味では、深さを学ばないといけないかなと思います。

6人格を磨く

人格の大きさは、器、度量、包容力という言葉で考えます。器の大きな人とはどんな人か。度量の大きな人とは。包容力の大きさとは何か。このへんを考えなければいけないかもしれません。

器の大きさ、これはあると思います。徳という言葉がありますけど、徳積みをしていかないといけません。この人、大きな人だなって。私は身体が大きいので大きいと言われますけど、人格が大きいとは言われたことはないです。ガッと受け止めてくれるような包容力があるといいんだろうと思います。

人格を磨くためには①自らに問いを立てること

7人格を磨く

人格はどのようにして育て、鍛え、磨けばよいでしょう。自らに問い、対立を乗り越えていく、問題を乗り越えていくこと。自らに何を問うか。それは4つの問い。「現実への問い」、「全体への問い」、「本質への問い」、「理念への問い」です。常に自分に問いていくということ。自分に質問していくということ。常にそれが必要かもしれないと思います。

現実の中でいろんな問題が出てきた時、どうしてこうなるかと思うことがあります。それが現実への問いなのです。こんなことは私だけ。他の人はどうなんだろうとより広く考える。全体の問いに発展します。

8人格を磨く

さらに、そもそもこれはどういうことなのかという問いが出てきます。それが本質への問いです。これはどうあるべきなのか、どうならなければいけないのかとなったとき、理念への問いになってくると思います。

常に自分に問いかけるということです。これがなかなか自分はできてないと思います。常にこう問いかける。そういうことが必要かなと思います。

人格を磨くためには②対立を乗り越えること

9人格を磨く

次に対立を乗り越えること。特に感情的対立を乗り越えていくことがポイントです。相手を誤解なく正しく理解するように聞くこと、接すること。自分のことを誤解されることなく、正しく理解してもらうように伝えること。

10人格を磨く

対立とは、学ぶべき何かを持っている人を教えてくれている状態です。自らの成長を手伝ってくれる人として相手に対して気遣い、心遣いをして接することです。対立する相手の意見のいいところを学び、取り入れ、自分の意見を成長させる。ここに器の大きさや、包容力の大きさが出てきます。

こうして人格を育て、鍛え、磨いていくことで、人格は高く深く大きくなっていきます。

相手に対して理解をする。「聞く」ということです。聞き続けるということ。これが私はすごく下手なんです。これがまだまだ足りないところだと思いますし、相手に誤解されるような事が多くあります。私は、単刀直入に言いすぎてしまうんです。はっきりと言ってしまうんです。これもやっぱり悪いなと思うようなことをオブラートで包まない言葉で言ってしまう。こういうこともあります。

11人格を磨く

相手に対して気遣い、心遣いができてないのが、今の私かなと思います。まあそういう私なので、人格を高めるために、今倫理を学んでいますが、本当に永遠の課題かなと思います。私の今の目標は、死ぬまでに人格を高め、徳のある人間になることだと思って、色々学んでいます。

人は美しい心で生まれ、また美しい心で死ぬために様々な経験をする

13人格を磨く


稲盛和夫さんが言っています。人間は生まれたときに、美しい心で生まれる。それがだんだん年取ってくると、いろんないやな自分が出てくるんです。それが、死ぬ間際、いつか死ぬであろうという気持ちになった時に、その綺麗な気持ちに戻してことが人生なんだと稲盛さんが言っているんです。皆さんも人格を高め、徳のある人間を目指すことだと思います。

お墓にお金持っていけません。お墓に財産持っていけません。お墓に車持っていけません。持って行くとしたら、一番重要なのは、あの人は人格者だった。あの人は徳のある人だったと言われて死にたいなと私は思うんです。それは墓に持っていったとしても、あとに残った人たちが、それを言い伝えていただけると思うんです。

14人格を磨く

人間は二度死ぬって言われています。一度は本当に死ぬんです。二度目は、その人の噂が出なくなったら死ぬって言われいるんです。そういう意味では、いつまでも藤間秋男が語り継がれるような、人格を高めて、徳のある人間になりたいと思います。人格の高さ、深さ、大きさ、それぞれ作っていきたいです。

最高の性格は素直なことであり、素直な気持ちの人は幸せになる

16人格を磨く

倫理法人会の万人幸福の栞、丸山敏雄著の中に、「素直というのは、ふんわりとやわらかで、何のこだわりも不足もなく、澄みきった張りきった心。これを持ち続けることであります」と言われました。

これ本当にそう思います。ふんわりとやわらかで、何のこだわりもなく不足もなく、澄み切った張り切った心を持っている。これが、人生の徳積み、人格を高めた結果として、こういう状況になって死んだら幸せだなって私は思います。今、私はこんな状態になるように努力してますけど、なかなかできていないのが自分です。

これからもっともっと徳積みをして、素直な自分になるように頑張りたいと思いますし、松下幸之助さんも、稲盛和夫さんも言ってるのは、「最高の性格は素直だ。人生成功するとすれば、素直な気持ちを持ってる人が幸せになるんだ」と言っています。そんな想いをお互いに持って、人格を高める、徳を高める努力をしていきませんか。

よろしくお願いいたします。ありがとうございます。

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