超重要!後継者への引き継ぎと保証人問題
皆さんこんにちは、TOMAコンサルタンツグループの藤間です。
私の著書『中小企業の「事業承継」はじめに読む本』より、事業承継の準備から承継後までの重要なポイントをお届けさせていただきます。
今日から皆さんの会社を【100年企業】にする為に、事業承継を学ばないといけないので、ぜひ成功のパターンを学んで頂きたいという風に思っております。よろしくお願いします。
保証人と担保がネック
保証人とか担保これが引き継ぎの時のネックになるんですよね。経営者には大きな責任が伴っているので、当然会社の借りている債務に対する保証人とか、それに見合う担保を差し入れてる。これをですね、次の代にバトンタッチできるか、保証人になってもらえるかです。別の担保を次の社長は差し入れられるか。
子供だと当然そういうのは相続しますから、基本的にはやりやすいんですけど、子供じゃなかった時にそういう問題が発生する。うちは親族外に譲って株を35%以外は役員に全部持株会で渡している。キチッとそういう事をしていけば株主間で争わない。だから保証人とか担保っていうのは、引き継ぐ方がどうなっているのかって必ず確認をしないといけない。
実はある業績の悪い会社の社長さんが来て、「実は社長が変わりました」「私が社長になりました」「保証人にもなりました」って言うから・・一族じゃないんですよ。「あなたそれ大変よ」って言ったらね、2・3年後に潰れて。多分全部取られてしまったよね。そんな無知があってはダメなんですよ。
ただし、良い会社だったら継いだほうが良い。保証人・担保の要らない良い会社があります。そういうところの借り入れっていうのはなんとかいっちゃうんですよね。ところが借り入れの返済が出来ないで、最終的には保証人の履行になったり、担保の履行になったりするので、重要な問題として考えなければならないな、という事です。
特に『親族外承継』の場合には、健全な経営を心掛けないと引き受けてもらえませんという事で、健全な会社にしていかないと、うちの社長もですね借り入れがありましたけど、当然担保も出していないし実際には保証人にもなってません。そうやって継ぎやすくしている事ということがあるかなという風に思います。
次の代に継ぐ為には、保証人と担保の問題を必ずクリアしておかなければならないなと思います。ありがとうございました。
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皆さんのお力に必ずなれると思います。お待ちしておりますのでよろしくお願いいたします。
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