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Story of Kanoso#39「立法権の思い出」/裏の毎週ショートショートnote
突然だが、来週から「わかりやすい社会講座」という企画をやらされることになった。
新聞社の「新零日報社」が子供の読者層を拡充するためにやるらしいが、意味がわからない。
アニメとコラボすれば済むだろうと私は思う。
この「わかりやすい社会講座」で私は「三権分立」について取材しているのだが、その中で今「立法権」に苦戦しているのだ。
私はスポーツ紙の「零日スポーツ」から一般紙の「新零日報」へ移ってすぐなので、社会とかの事はさっぱりわからない。
「どうしよう、これ…」と私が悩んでいた時だった。
後ろから先輩の松井さんが声をかけてきてくれた。
「よっ朝倉、悩んでんのか」
「そうなんですよ、立法権ってどうしたら…」
「俺もわかるんだよな、その気持ち」
私はパッと明るくなった。
「本当ですか!」
「ああ、中学の時、立法権を『立方体』で間違えて『なめてんのか』って笑われたな」
なんだかもっと不安だ。果たして企画は成功するのか。
(了)(416文字)
あとがき
今回は別アプリを使って制作し、noteにはコピペしてあげる「コピーペースト方式」の採用第2作です。
サクサク動くのでなんだか使えそうな気がします。
採用第1作は後日公開します。
さて、『「立方権」が「立方体」に変わる』という「立法権の思い出」とは…中学時代の話とはいえ、なんだかこの企画、先行きが不安です。
さらには他の人もスポーツ紙から総合紙に移ったばかり。
果たして企画は成功したのか。
こっちは続編を作るつもりはありませんが…どうしようか、こっち。
Writen in the commuter train“2806“(Operated by Kintetsu Railway)
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