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余談(音楽の断捨離 スピンオフ)

昨日また、兄貴のカセットをチマチマ聞きながら片付けをしていたら
My Favorites ⅥのB面で
いきなり女性歌手の日本語の歌が流れた。
「だ、誰!?」
知らない曲。知らない声?

「私が知らない曲で兄が知っている日本の歌謡曲」
と言うのがもう、ビックリ過ぎて思い当たらない。
兄は仕事の関係で日本にいないことも多く、その間は私が
『今こういう曲流行ってるんだよ』なんて言って、最近のヒット曲(私のフィルター越し)のカセットを送りつけたりしていたのだから、
そんな私という師匠を通していない曲があるなんて、というのが
正直な気持ち。
兄が日本にいた時に流行った曲ならそれはそれで知ってると思うんだけどな。
気になる。
歌詞検索とかいろいろしてみたけど今のところ謎のまま。
もちろん、当てずっぽうで小林麻美かな(雨音はショパンの調べのシングルカップリング曲とか?)
と思って調べてみたけど違うようだ。

このテープを誰かに聞かせて判じてもらうしかない。
でも誰に?その「誰」がいない。そして別に誰だかわからなくても
誰も困らないのだ。


片付けが進むうちに、私のカセットテープの中にも「My Favorites」テープがあった。私のはさすがに全部わかる(笑)。
いや、ちゃんと曲名の書かれたカセットレーベル(と確か当時は呼んだ、あの紙)がケースに入っていたから。
中森明菜や松田聖子、中山美穂、NOKKOなどの並ぶそのラインナップを見ていたら、当時のことをうっすらと思い出して来た。
Favoritesと言いつつこれは、当時の私のレンアイ事情を如実に投影した曲達だ(汗)。
このリストを聞いていたら、ある人との出会いから当時の自分の思いまでがたどれるようになっている。
おーコワ。
である。
甘酸っぱいと言えるかもしれないけど、
それよりはもっとなんか、生々しく青臭い自分の過去が追いかけて来た…
わけでもなく
押し入れに化石と化してるのを見つけちゃった感じ?
思ったよりずっと全然感傷なく、「しょーもなっ」と
一刀両断出来た。
そういうもん?

前だけを見て、生きて来たからなあ。

そして

兄貴の 「Favorites」 達も
ひょっとしてそういうバックボーンのある物だったりして…!?

思ったことである。

おおコワ。
以上。

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