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鬱の兆候9選 こんな症状が現れたら要注意

おはようございます、うつ病2年退職済み主婦とむです。

今回は私が当時は気付かなかったうつ病の兆候について9つ書いていきます。私の場合は、ある日突然ベッドから立てなくなって、内科を受診、精神科受診を勧められて、初めてうつ病を疑いました。

今回記載するのは兆候とはいえ、どれもうつ病の症状そのものです。自分では気づけないうつ病の恐ろしさを感じていただき、今少しでも共通項がある人は、一早く対策を取って、休職→退職まで至らないように対処していきましょう。

以下、私が踏んでしまったステップ毎に記載していきます。

①身体の火照り(微熱)
②頭がぼーっとして、上司からの指示が理解しきれない
③頭がぼーっとして、パフォーマンスが上がらない
④食欲の低下
⑤焦燥感、冷や汗
⑥動悸
⑦激しい頭痛
⑧睡眠障害
⑨消失願望

①身体の火照り(微熱)

まずは風邪の始まりのような症状から始まりました。別を測っても微熱程度。しかし業務には支障が出るレベルの身体の火照りがありました。

しかし、この段階では慎重な人は内科に行くレベルでしょう。実際に私も内科を受診し、インフルの検査まで受けましたが、結果はただの風邪、葛根湯を処方されただけでした。

このように本当に最初の前兆は、全くうつ病に気付かないレベルから始まっていきます。


②頭がぼーっとして、上司からの指示が理解しきれない

私は激務コンサルにいたので、素早い理解と成果が求められていました。

上司からの業務指示にいち早く応えたいと思っていても、半分ぐらいしか理解できていない実感がありました。頑張りたいのに、何をすればいいのか分かり切れていない、今までに経験したことのない感覚がありました。

後に調べると理解力の低下もうつ病の特徴だと知ることができました。しかし、業務に従事していると、なんて私はだめな人間なんだと責めてしまって、より自分を追い詰める結果になりました。


③頭がぼーっとして、パフォーマンスが上がらない

②と同時に、いつもなら終わる仕事が2倍の時間がかかっても終わらない、結果残業が多くなるという負のスパイラルに陥っていました。


④食欲の低下

③のように仕事が終わらなくなると、食事を摂る時間も取れなくなっていきます。食べる時間がない→食べない→食欲も低下→食べられなくなる→体重が低下する。こんな悪化を辿っていきました。

生きる上で大切な食事を失ったことは、うつ病を加速させた要因だったと思います。


⑤焦燥感、冷や汗

②上司の指示を理解できない③パフォーマンスが上がらないと、どんどん焦りが蓄積されていきます。

心の声としては、「どうしようどうしよう終わらない、怒られる、どうしよう」という感じでした。

仕事の折に焦燥感が襲ってきて、同時に冷や汗が全身から出るような状態でした。パニック発作に近い症状だったのだと思います。

パニック発作なんて自分で異常だと気付きやすいように思われがちですが、普段仕事をしていても「やばーい、間に合わないかもー」ぐらいのことはありますよね。それと似たような状態だと思って、違和感を覚えることはなかったのです。


⑥動悸

心臓が大きく音を立てて「バックンバックン」と動くのがわかるような現象です。

私にとっては初めての経験でしたが、それが疲れやちょっとした焦りによるものなのかと思って、全く気にも留めなかったのです。

他人から見れば異常なことですが、本人は異常だなんて気づかないものです。


⑦激しい頭痛

私は元々頭痛持ちだったのですが、常備の頭痛薬では効かない頭痛が頻繁に発生していました。これが③のパフォーマンスの低下にも繋がっていきます。


⑧睡眠障害

私の場合は深夜残業続きで睡眠時間自体も2時間ほどと少なくなっていったのですが、目を閉じて寝ているつもりでも、頭の中ではずっと仕事をしているような状態でした。

よくある「睡眠が浅かったな」というレベルとは全く異なり、本当に起きているときと全く変わらない状態でした。いいアイディアさえ睡眠中に浮かぶレベルです。

一般的にいう睡眠は全くできない状態に陥りました。


⑨消失願望

①~⑦が発出していると、「この仕事に私がいない方が捗るのではないか、いなくなったほうがいいのではないか」

自殺願望とは少し異なるのでは、消えてしまいたい気持ちが強くなって気もそぞろになっていました。

うつ病のかなり最終段階の症状ですが、こんな弱音の最上級のような気持ちは上司にも同僚にも相談なんかできませんよね。私は夫にすら相談できませんでした。こうやって自分一人で抱え込んでいってしまったのです。


以上、私が後から考えて気付いたうつ病の兆候でした。少しでも自分は当てはまるかも?と思ったら、産業医に相談したり、パートナーや友達に相談したり、できる人は上司や同僚に相談することをお勧めします。私はどれもできなかったので、みなさまの参考になれば幸いです。

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