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「1分で話せ」からボクが学んだコト

 こんにちは。ともきです。

 今回がブログ投稿3回目となります。
 ブログ始めたばかりにありがちなのですが、ブログの中でのキャラクター設定が定まっていないところもあり、前回と微妙な変化もあります。

 どうか、あたたかい目でお付き合いください。

<1>今回は「1分で話せ」を読んでみました

■「1分で話せ」を読んだ目的

 ボクは仕事柄(本業の方です)セミナーを行う機会が度々あります。

 セミナーは会場やメンバーの雰囲気によって、うまく話せたり、話せなかったり様々ありますね。

 プロである以上、どんな時もうまく話せなければいけないのでしょうけど、
「表現が回りくどいなあ」
「余計なことばっかり言って、伝えたいことがシンプルに伝わっていないなあ」
といった反省をすることも多々あります。

 ボクの反省は、セミナーの場だけに限ったことではありません。
 普段の会話においても、自分の伝えたいことが上手に伝えられず、苦労をすることが多いのです。

 シンプルに伝えたいことを伝えたい。相手に分かりやすくモノを伝えるにはどうしたら良いのか?
 悩んだ結果、たどり着いたのが「1分で話せ」です。

■本の紹介をします

1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術

 この本の作者は伊藤羊一さん。
 Yahoo!アカデミア学長、グロービズ経営大学院客員教授を務めており、かつてソフトバンクアカデミアで孫正義氏にプレゼンをし続け、国内CEOコースで年間1位の成績を修めた経験を持つ方です。

 長い時間をかけて説明しても、相手はほとんど聞いてくれない。大事なことだけシンプルに伝える技術を「1分で話せ」で伝えています。

 この本の内容については、次項で一部を紹介していますが、このブログでご紹介しているのはごく一部。全体を通じて非常に大きな「学び」があります。特に第7章の実践編では、プレゼンだけでなく、会議や上司への提案、営業先への提案など、様々な場面で会話を実践演習形式で掲載しています。

 仕事でプレゼンを行う機会が無い人でも、非常に有用な内容となっているので、この記事で興味をもったら、是非購入してお読みください。

■高速読書で読んでみる

前回の記事で紹介した高速読書。

    さっそくですが、この高速読書で「1分で話せ」を読んでいきます。
 まずは、この本から学びたいと思う事を表紙・帯・裏表紙から感が定期ます。
 ・短い時間で、大事なことだけを、シンプルに伝える技術を学びたい
 ・孫社長に認められた、最強の話し方を知りたい
 ・何倍も伝わり方がかわる方法を知りたい

 自分が伝えたいことを伝えることと、相手に伝わることとは全く違います。更に相手にその気になってもらい、動いてもらうためには、単にこちらの気持ちが伝わっているだけではダメ。
 だからこそ、相手に動いてもらう伝え方を学んでいきたい。

 このことを意識して高速読書をしていきました。

<2>本で学んだ、プレゼンのコツ

 この本を読んで学んだ、プレゼンのコツについて、カッパのタイゾーが紹介してくれます。
 プレゼン主体に書いていますが、あらゆる会話に共通するものとなりますので、ぜひみなさんも活用してください。

なんでも相談室

タイゾー
 さあ、はじまりました。カッパのタイゾー先生のなんでも相談室です。
 なんでもオイラに聞いちゃってくださいね。
 今回のご相談は、OLの大金よし子さん、32歳です。

大金よし子
 ちょっと、いきなり年齢バラさないでよ。失礼ね! 

タイゾー
 あー、失礼しました。で、よしこさんは、何にお悩みなんですか?

大金よし子
 べつに悩みなんて程じゃないんだけどさあ、社長主催の「社内プレゼン大会」に出なきゃいけなくなっちゃったのよ。
 プレゼンのテーマは「新商品の企画」だって。それで聞いてよ。優勝して新商品として採用されたら、<1週間休暇&ハワイ旅行>がプレゼントなのよ。すごいでしょ。

タイゾー
 確かにスゴイ。うらやましい会社だなあ。

大金よし子
 だからね、参加するなら絶対に優勝したいのよ。でね、必死に考えたわ、新商品の企画。これでバッチリ、絶対優勝間違いない!!って思っているんだけどね。
 でもプレゼンでしょ。ウチの会社に、やたらプレゼン慣れしているヤツがいるのよ。ソイツったら、去年、企画内容はショボいけど、プレゼン力だけで優勝をかっさらっていっちゃったのよね。そんなヤツに負けたくないのよね。
 ワタシほら、プレゼンなんてやったことないのよ。分かるでしょ。

タイゾー
 …と言われてもわからないけど。そうなんですね。

大金よし子
 どうすれば優勝できるかなあって思ってね。
 そりゃあワタシも5年前だったら、社長に色目つかうだけでOKだったんだけど、だんだん通用しなくなってきちゃってさ。
 だから、絶対に優勝できるプレゼンの仕方教えて欲しいんのよ。
 休暇とハワイの為ならワタシ、何でもするわ。
 お願い。。。ワタシをハワイに行かせて!!

タイゾー
 なんか、変な人が来ちゃったなあ…、あ、こっちの話ですよ。
 えーと、よし子さんはそのプレゼンで、「何を」「どんな風に」伝えようと思っているんですか?

大金よし子
 そうねえ、「何を」はワタシが企画した新商品の良さを伝える。
「どんな風に」は、ワタシが企画した新商品の良さを、与えられた時間いっぱいに使って伝えていこうとは思っているのよ。

タイゾー
 うーん、悪くはないんだけど、それだと相手に伝わりづらいかも知れませんね。

大金よし子
 そうなの? じゃあどうすればいいの? どうすればハワイに連れてってくれるの?

タイゾー
 いや、オイラがハワイに連れていくワケじゃないんですケド。
 まず、時間めいっぱい使って説明していっても、相手を動かしにくいかも知れませんね。
 相手はあなたの話の8割は、聞いていないんですよ

大金よし子
 ええっー! 8割聞いているんじゃなくて、8割聞いていないの?
 …ってことは、2割しか相手の頭に入らないってこと?

タイゾー
 そうなんです。だから短い時間でシンプルに話していかないと、相手には伝わらないんです。1分で話せるように、話を組み立てて伝えていくことが大切なんです。

大金よし子
 じゃあ、相当早口で話さないとダメね。

タイゾー
 それじゃあ余計伝わりません! そうじゃなくて、シンプルに話の構成を組み立てていくんです。
 左脳で理解して、右脳で感じてもらい、相手に動いてもらうんです。

大金よし子
 …なんか面倒くさいのよね、左脳とか右脳とか考えて行動するのって。

タイゾー
 そうでしょうね。だから分かりやすく言います。
 まずは結論を先に出すのです。相手に新商品の良さを理解してもらうのも必要ですが、最終的に社長をはじめ役員の人たちに採用してもらわないといけない。
 最初に「この商品は売れます。だから採用して欲しい」とはっきりと相手にして欲しい行動を示すんです。

大金よし子
 えー? でも結論は最後じゃないの?

タイゾー
 相手に行動してもらわないとダメなので、まずは行動して欲しい方向を示す方が効果的ですよ。
 そして結論を伝えたら、次にその理由を伝えます。理由も1つだけじゃ説得力が弱い
その理由は3つあります」というと、相手はきちんとその理由を書き留めてくれます。
 そこまでが左脳で理解してもらうことですね。

大金よし子
 たしかにそうね。ワタシも話す人が「理由は3つあります」って言われたらメモっちゃうわ。

タイゾー
 ただ、左脳に訴えるだけじゃ不十分。右脳にも働きかけないといけない
そのために大切なのが、理由のそれぞれに対して、相手にイメージを持ってもらうことです。一番良いのは、スライドや現物など、ビジュアルに訴えられるものを見せると良いんだけど、できますか?

大金よし子
 無理よ。スライドとか用意されていないもん。

タイゾー
 だったら、「例えば」や「想像してみてください」という言葉を使って、言葉で具体的なイメージを持ってもらうと良いですよ。
 あとは、新商品の特徴を分かりやすくインパクトの強い造語などで説明していくと、印象を残しやすいですよ。

大金よし子
 そうね。言われた通りの構成で、1分で話すよう組み立てて練習すれば、優勝してハワイに行ける気がしてきたわ。ハワイに行ったらマカデミアナッツお土産に買ってきてあげるね。

<3>「1分で話す」を読んだ上でのボクの行動

 前述の通り、ボクはこの本を高速読書で読みました。

 実際のところ30分で読みたかったところですが、「目的」と関係ないところにを飛ばすという読み方に慣れていなませんでした。

 1回目読書:53分23秒
 2回目読書:22分13秒
 3回目読書:13分48秒 

高速読書、トータル1時間10分もかかってしまいました。目的と異なる箇所や「ひらがな」を飛ばすということが、今一つ出来ていませんでした。
 ただ、「慣れ」が解決してくれることかと思いますので、引き続き高速読書での読書を続け、スピードアップを図っていきます。

■「1分で話せ」を読んで実践していくこと

人と話す時や文章を書くとき、「結論」⇒「根拠(理由)3つ」⇒「実例(例えば、想像してみてください)」の構成を意識して、話したり、文章にしたりする

あわせて、「スッキリ」「カンタン」な表現をこころがける

相手にやって欲しいことを、明確に伝えるようにする







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