トリドリ

会社倒産・離婚・独立開業・再婚・出産を経験した30代から 家事育児仕事に奔走する40歳…

トリドリ

会社倒産・離婚・独立開業・再婚・出産を経験した30代から 家事育児仕事に奔走する40歳となった今 考えること、感じること たまに過去のことなんかを書いていこうと思います。

最近の記事

【1分小説】さみしさとチョコレート

「私ひとりでもさみしいって感じないよ」 アカネはアンティーク調のカウンターテーブルで頬杖をつきながらミヤコに言った。 「てか、ふたりでいるより、ひとりのほうがさみしくない」 「どういう意味?」 薄暗い店内にはSwallowtail Butterflyがうっすら流れ、今時珍しく奥に座る客の紙タバコがゆるりと漂っている。 アカネのマットカーキなネイルはそれらにぴったりマッチしてした。 ストローをカラカラ言わせてアカネははっきり明るい声で答えた。 「私、旦那と別れて気

    • 「多様性を受け入れる」とは

      7月、悲しいニュースがありました。 そうなってしまった理由は分かりませんが、 彼(彼女)が訴えてきた、 「多様性を受け入れる」 とはどういうことか 立ち止まって考えてみました。 まず思うのは わかったふり ではなく 本当の意味で「多様性を受け入れる」には <勉強をして恐怖を乗り越える> というハイカロリーな作業が発生するということ。 簡単ではない 面倒な作業だということです。 誰だって、自分の価値観や自分と違うものを、 <受け入れる>のは怖いです。不安です。 例えば

      • 40歳の結婚記念日に思うこと

        特に悩みらしい悩みもなく、 焦るような急ぎの用事もなく 金銭的に困るようなこともなく 空想に思いをはせる時間もある。 幸せとはすなわち自由と平和であると 実感する日々。 誰かや何かに大した愚痴や文句もないので 具体的なストレスもない。 そして気づく 「ストレス」とは「刺激」なのだと。 平和と退屈は共存して然るべきなのだと。 そうか、 ストレスというのは 多少なり生活に張りをもたせるためには必要なものなのだな。 しかし 今の私には、なければないでありがたい。 いつも刺

        • 得をとる?徳を積む?

          先日美容院に行った時の話です。 年末に初めて行ったお店だったのですが、 仕上がりがよかったのでリピートしようとホットペッパーで予約をしました。 ただ、前回の担当の方の名前を忘れてしまったので 「指名なし」にして 備考に 「前回担当してくださった方に今回もお願いしたいです」と記載しました。 スタッフ欄には店長ともう一人の方(Nさんとします)しか名前がなく、 予約状況を見ると、希望の日時に 店長は✖、Nさんは◎となっていたので 前回の会話から私が希望しているのはNさんだろう

        【1分小説】さみしさとチョコレート

          「嫉妬」を活かせる人・「嫉妬」に負ける人

          「嫉妬」の感情は誰にでもある。 ただ、その感情を <どうアウトプットするか> が自分の幸・不幸を左右する。 私は子どもを授かった頃、ある親しい友人から激しい嫉妬を受けました。 彼女は離婚したばかりで、新しい恋愛もあまり良い相手とは言えず不遇の時でした。 私も離婚経験があるので もがいているときの苦しみはわかります。 だから彼女は私を「仲間」として認識していたのだと思います。 加えて、彼女の方が若く可愛らしい外見だったため 「自分よりも下の安心できる存在」 でもあっ

          「嫉妬」を活かせる人・「嫉妬」に負ける人