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「嫉妬」を活かせる人・「嫉妬」に負ける人


「嫉妬」の感情は誰にでもある。

ただ、その感情を
<どうアウトプットするか>
が自分の幸・不幸を左右する。

私は子どもを授かった頃、ある親しい友人から激しい嫉妬を受けました。


彼女は離婚したばかりで、新しい恋愛もあまり良い相手とは言えず不遇の時でした。

私も離婚経験があるので
もがいているときの苦しみはわかります。


だから彼女は私を「仲間」として認識していたのだと思います。


加えて、彼女の方が若く可愛らしい外見だったため
「自分よりも下の安心できる存在」
でもあったではないかと感じていました。

嫉妬の形は…

彼女の嫉妬は、
「無視」
さらに、
「私と私の子を無視しているにも関わらず、同時期に生まれた共通の友人の赤ちゃんは、私に見える形で何度も可愛がる」
という形での攻撃として表れていました。

私も子どもを産んだばかりでしたから
前者はともかく(少し距離を置きたくなる気持ちはわかるので、それに関しては仕方ないなと思っています)

後者はかなり傷つき腹が立ちまして、攻撃の矛先が我が子に向かう可能性を考え、彼女とは縁を切ったのですが、

その出来事で
嫉妬の感情とどう向き合えばいいのかをよく考えるようになりました。

嫉妬はエネルギー


嫉妬は誰にでも芽生える感情。
自分ではコントロールできないもの。

ただそれを対象者への攻撃にするか
頑張るための原動力にするかは
自分で選べるわけです。

すぐに活力にしなくてもいい、
でも「攻撃に使わない」という選択肢もあるはず。

万が一、嫉妬で他人を攻撃してしまったら、
素直に真摯に謝ればよい
ただそれだけです。

負の感情が悪いわけではなく
負のアウトプットが自分を不幸にする。

この出来事で、そんなことを学びました。


後日談…

ちなみに、
その後一年ほどたったころ彼女から連絡がきました。

「距離を置いてごめん、私も寂しかった、今は不毛な関係も精算して幸せだからまた会いたい」

という内容でした。

生まれたばかりの我が子を
他の子とあからさまに差別された恨みは根深いです。

そこに対する言及はありませんでした。

母親って、自分にされたことより
子どもにされたことのほうが何倍も何千倍も…だなとその出来事で実感しました。
それはきっといいことも悪いことも。

この先、自分も罪のない子どもを巻き込むようなことはないように、と心にとめておきます。

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