得をとる?徳を積む?




先日美容院に行った時の話です。


年末に初めて行ったお店だったのですが、
仕上がりがよかったのでリピートしようとホットペッパーで予約をしました。


ただ、前回の担当の方の名前を忘れてしまったので
「指名なし」にして
備考に
「前回担当してくださった方に今回もお願いしたいです」と記載しました。


スタッフ欄には店長ともう一人の方(Nさんとします)しか名前がなく、
予約状況を見ると、希望の日時に
店長は✖、Nさんは◎となっていたので
前回の会話から私が希望しているのはNさんだろうと思いましたが、

何せ顔をちゃんと覚えておらず、予約ページに載っていないだけかも?と不安があったので、

あえて
「指名なし」「備考に記入」で予約をしたのです。


そして当日、
お店につくと店長ひとりしかおらず
普通に席に通され

「前回担当できずにすみません、店長の○○です。Mさんのご紹介ですよね」

と言われました。


Mさんというのは私が通っているネイル&まつげサロンの店長さんです。

確かに年末、私はMさんに近場に良い美容院がないかと訊ねてこの美容院に初めて来ました。

どうやらMさんと美容院の店長さんは仲良しらしく

(そうか、紹介されたことになってたのか)

とその時は思っただけでしたが、、、、


情報共有と合意を手抜きしちゃだめ


そのまま施術がはじまり、


店長と私は同じ40歳で経営者同士という共通点もあり、施術中は楽しく会話させていただきました。

小さなお店なのでその間他のスタッフさんもおらず
マンツーマンです。

私は
(Nさんは業務委託といっていたから他店で予約が入ったのかな~)
くらいに思っていたのですが…

2時間がたち
ブローで仕上げて頂いている段階で
Nさんがフロアにやってきました!


そしてなんと
明らかにキレている!!!!!

人が怒っている時って
歩き方
モノの置き方
表情でわかりますよね。

わかりやすーーくブチギレていました。


そこで私は察するのです。

「ああ、ろくに会話もせず私の予約を横取りしたのだな」

と。


そして思い返せば、お客である私にあるべき一言がなかったことに気づきました。

「前回担当したNをご指名とのことですが
今回は店長の私が担当させて頂いてもいいですか?」


もちろん私からも確認すれば良かったのですが
上手な人に切ってもらいたいと思うが故、

そして
店長=若手より上手い
という思い込み

があった故
流れに任せてしまいました。
(Nくんごめんなさい)


3人誰も目を合わせない数分があり

その後会計から店を後にするまでの空気は想像に難くないと思います。


そして私はこのモヤモヤを整理すべく
ここに記しています。


なにより鏡越しにうつる
Nさんの傷ついた顔がわすれられません。


損して徳とれ


今回の美容室の一件は
何か他に理由があったのかもしれません。


ただ、どうか同年代のアラフォーさん
また年配の方々、


自分のメンツや人付き合い
はたまた目先の利益のために

若い方のチャンスや実績を奪うのはやめましょうね。

一緒に働く仲間への
情報共有と合意は丁寧に行いましょう。


小さい組織なら
フォローする人がいないのだから尚更。

昔、一緒にお仕事させていただいた
当時60代と覚しきグラフィックデザイナーさんがおっしゃっていた

「損して徳とれ」
という金言を思い出しました。



おまけ

店長のカットカラーは上手でした。
でもフォルムやセンスはNさんの方が今っぽくて私の好みでした。

ただ今回何も言わずに前髪をちょっと切られたのが地味にショックでした(笑)←変ではないけど

人間あぶらがのってくると傲慢に片脚突っ込みがちなのかな。
私も気をつけよ。

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