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【企業向け】「年末年始の過ごし方~休暇前の注意事項~」

いつもnoteをご覧いただき、ありがとうございます。

今年ももうすぐ終わりですね。
この一年、障がい者社員との面談や接し方のポイントなど様々な視点からお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。障がい者雇用担当者の皆様の一助となっていれば幸いです。

さて、今年最後のテーマは。
「年末年始の過ごし方~休暇前の注意事項~」

年末年始はお休みの企業が多いかと思います。
長期休暇の時には、その間の過ごし方が休暇明けの調子に影響をすることが良くあります。
休み前にいくつかの注意点を社員に周知しておくことで、不調になる可能性を減らすことができるかもしれません。
当たり前のことばかりかもしれませんが、改めて認識しておくことが大切です。

~休暇前の注意事項~


1.生活リズムの安定


休みになると、どうしても生活リズムが不規則になってくるものです。
起床時間、就寝時間がずれれば、体内時計もずれてしまいます。
特に、精神の方は正しいリズムで生活することが体調の安定と直結することが多いですし、生活時間がずれることで、服薬の時間や回数に影響が出てしまうこともあるでしょう。
一度ずれたリズムをもとに戻すのは、ものすごいエネルギーを消費します。
そのためにも、休暇中の生活リズムを整えるよう伝えておくことは大切です。

2.情報量の制限


休暇中はスマホやPC、テレビなど、情報に触れる時間がこれまでよりも多くなります。
自由に使える時間がある分、ついつい一日中スマホを使い続けてしまうことも。
これによる生活リズムへの影響もありますし、情報過多による精神面の不安への影響も考えられます。
ネット環境は特に情報を取捨選択することが難しい場合も多く、望まなくてもネガティブな内容も拾ってしまうことがあります。
また、暗いニュースを目にすると、気持ちが沈むこともあるでしょう。
ですから、できればネットなどの情報に触れる時間を制限したり、一日のうちにスマホに触らない時間を設けるなどの工夫をすることをお勧めしてはいかがでしょうか。
休暇中に自身の体調管理するのも社会人の努めです。
情報制限もその中の一つであることを認識してもらう良い機会かもしれません。

3.体を動かす


年末年始は自宅でゆっくり過ごすという方も多く、どうしても家にこもって体を動かすことが少なくなります。
これは体の免疫力が落ちるだけでなく、心の免疫力にも影響が出てきます。
運動不足は自律神経系の働きを抑えてしまい、体のホルモンバランスを乱し、気持ちが不安定になりやすくなってしまいます。
冬場にメンタルの不調を訴える人が増えるのは、運動不足も要因の一つであると言われることもありますので、意識することが必要です。
・朝起きたら、カーテンを開けて日の光を浴び、軽くストレッチをする。
・近所を散歩する。
・テレビを見ながら足踏みをする。
ほんの少しでも体を動かすことで、心への影響は大きく違ってくるでしょう。
是非、意識して体を動かす時間を作るように促してみて下さい。

どれもよく言われていることですが、とても大切なことです。
休暇前に周知して、社員の皆さんに意識をしてもらうことが重要ですね。
その際には、リスクと効果をしっかりと伝えると、意識の向上につながると思います。
休暇明けに皆さんが変わらず業務に励むことができるよう、雇用側からの情報発信をしていくことも大事な雇用管理の一つです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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皆さま、よい年末年始をお過ごしくださいませ。
来年もよろしくお願いいたします。

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