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【論】作品が真理に近づくということ

真理に近づいた時には、どのようにそのことがわかるのでしょうか?

必ずヒントがでます。それは予言や偶然の一致というカタチであなたに訪れたりします。
こんなことはないでしょうか。人間の創作物においては、予期せず真理に触れてしまうことがある。
昔に書いた日記の内容が偶然に未来を予言していた。ある小説の中の挿話がある殺人事件と一緒だった。漫画の出来事が未来を予言していた。ごく稀に思考の向こう側へふとしたきっかけで行ってしまったときに時間の概念から解放されるときがあるんだ。それを私たちは予言とか、それに類する事象として認識する。漫画『アキラ』でのオリンピックの予言のように、真理は時間を超越し、わずかな隙間から漏れ出した時に私たちはその片鱗を目の当たりにする。
それは以前、ドストエフスキーについても書いたことではあるが。

しかし、残念なことに、そもそも時間そのものが真理へ到達することを妨げる妨害装置なのだ。

これが『概念の壁』である。ある概念は別の概念の妨害装置となる。
この装置が真理へ到達できない理由である。概念が真理へ到達するための道具であるはずなのに、同時に概念自体が我々の思考を盲目にする壁を生産する。
時間という概念は我々の前に壁を作る。時間は大きな障害です。思考を重ね、練り上げていくと時間の壁にぶちあたるのです。予言めいたことは、時間という壁を向こう側へ越えて一歩近づいたことを私たちに教えているのかもしれない。

◇◇東京ハバナの理屈の想定外のコーナー◇◇
東京ハバナです。行動を起こすには動機または使命感など言語化できない衝動が必要なのだと思います。この歪な社会構造を少しずつでも是正する灯火を灯したいと考えています。壊したいわけではなく、人々の重しになる構造を可視化したい。そんな感じでしょうか。そもそも構造というものは隠れていますから、大多数が構造があること自体を気づかない。
構造の見える化、それを『革命』と言ってもいいでしょう。『革命』というブランド、『革命』というコミュニケーションツール、こういった概念をつくりたいと思っています。
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