韓国では、おしりを拭いた紙をゴミ箱に入れる

久しぶりに海外旅行に行きました。
韓国に行くのは2回目ですが、すっかり忘れていました。

韓国では、
トイレで小でも大でも関係なく、
トイレットペーパーは、
ゴミ箱に捨てます！

日本人の感覚からすると衝撃ですよね。
でも、
こんな文化の違いを肌で味わえるのが、
海外旅行の醍醐味でもあります。

4点について書いてます。
・なぜ、流さないのか？
・「え？きたなくないの？」への回答
・そうは言っても、流せるトイレもある。その判断基準
・飛行機で聞いた韓流ファンの一言(おまけ)

なぜ、流さないのか？
韓国のトイレでは、
使用後のトイレットペーパーを流さないのが常識です。

こっそり流したいと思っても、
信じられないくらい水圧が弱くて、
目に見えて詰まりそうな雰囲気が出ています。

なぜこうなったのかは2つの理由があります。

１つ目が下水管が未整備だから。
韓国では下水道の整備が割と近年になってから整えられたようです。
さらには、ソウルは人口過密で、
下水道が細いという事情もあるようです。
今回私が旅行したときに、
ちょっと中心街から外れると、
工事していて下水くさい街がありました。
これは、もしかしたら急ピッチで対応してるから、
なのかもしれないな、とか思いました。

２つ目が、トイレ周りのつくりの問題。
水流が弱くつくられてしまっています。
加えて、
最近までトイレットペーパーは、
紙質が硬いものが普及していたようです。
なかなか一気に変化していくのは、
大変なのでしょうね。

「え？きたなくないの？」への回答
2つの面から答えます。
１つ目は機能面。
ゴミ箱は蓋付きのものもあります。
なので多くそこまで匂いは気になりません。

でも、公衆便所などは、
匂いも見た目も割と汚い印象です。
でも、それは日本でも同じですよね。
人によって、
たまに公衆便所使えるよって人もいれば、
絶対にありえないと思ってる人もいる。

２つ目が、気持ちの面。
日本人である私からすると正直、
「汚い」と感じてしまいます。
それでも、長期滞在していると、
だんだん慣れていきそうな感じもします。

そういっても、流せるトイレもある。その判断基準
ずばり、
「ゴミ箱があるかないか」
です。

ただし、
ゴミ箱がそれぞれの個室ではなく、
トイレの空間の入り口にしかない上に、
個室の水流も弱い、
というトラップなトイレもありました。
まず、水流を確認するのもありかもしれません。

また、
外国人がよく泊まるトイレや、
空港はほとんどが流せるトイレですね。
これからも流せるトイレが普及していくんじゃないかと思っています。

飛行機で聞いた韓流ファンの一言(おまけ)
いろいろと韓国のトイレ文化についてみてきました。

頭で理解しても、
やっぱり気持ち的に受け入れられないことは、
人間なのでどうしても出てきますね。

韓国に向かう飛行機の中で
明らかにKPOPファンの見た目の日本人女性3人が、
近くの座席でざっくばらんに話していました。

「トイレの紙を、
　あのアイドルも流してないって考えると、
　ちょっと萎えるかも！！」

ちょっと笑ってしまいました。
でも同時に日本人も、
外国人から見たときに、
そんなふうに心の中で思ってしまう文化があるのかな、
と思いました。
納豆を食べてる姿を見たときとかでしょうか。

いろんな文化に触れて、
できるだけ視野を広くもてるようになりたいです。