訪日外国人旅行消費額が5兆円超で過去最高!ますます加速するホテル開発最新情報
コロナ禍が一段落してインバウンド消費がV字回復!
2024年は訪日客数が年間3310万人と過去最高
観光庁が1月17日に発表した「訪日外国人消費動向調査」2023年全国調査結果(速報)によると、2023年の訪日外国人旅行消費額は5兆2923億円(2019年比9.9%増)で過去最高となり、政府目標だった5兆円を初めて上回りました。
また、2月29日の速報値によると、
○延べ宿泊者数(全体)は5億9,275万人泊、2019年比-0.5%(前年比+31.6%)
○日本人延べ宿泊者数は4億7,842万人泊、2019年比-0.4% (前年比+10.2%)
○外国人延べ宿泊者数は1億1,434万人泊、2019年比-1.1% (前年比+592.8%)
国内外ともに宿泊者数が増加傾向であること、特にインバウンド宿泊数の伸び率は驚異的な数字です。
爆買いなど「モノ消費」から景色やグルメなど「コト消費」へ、
訪日外国人の消費動向がコロナ禍を挟んで大きく変化!
訪日客数で見ても、2023年は2506万人とコロナ禍前の2019年の約8割まで回復しています。
JTB調査によると、2024年は訪日外国人数がさらに回復し、年間3310万人と過去最高になると予測しています。
単月推移でも、2023年10月時点で訪日外国人数が過去最高となり、2024年現時点でも右肩上がりに増加しています。
また、訪日外国人客の消費傾向は、コロナ禍を挟んで大きく変化しており、これまでの「爆買い」などに見られる「モノ消費」から、その土地ならではの景色やグルメなどの体験を求める「コト消費」に需要が移りつつあると言われています。
消費動向が変化した大きな理由は「リピーターが増えている」こと。2回以上日本を訪れたことがある訪日外国人の数は全体の6割を占めており、そうしたリピーターにとっては、爆買いよりも日本人の日常の暮らしや文化を体験できるほうが魅力的のようです。
その土地に根付いた文化や歴史を感じさせる「体験型」ホテル開発が
2024年も続々と進行中!
リピーター獲得率を爆上げさせるホテルデザイン施策とは
ますます増加傾向にある「コト消費」型の宿泊者のニーズを背景に、「計画地の風土や歴史」「周辺環境を生かしたデザイン」「最小限の設備投資で最大限の効果」をテーマとしたホテルデザインが求められています。
事業主様と共に「ストーリー性」を紡ぎながら、その施設でしか味わえないデザインによる差別化を図ることが、私達の使命です。
あわら温泉を一望、高台に佇む癒しの湯宿
湯快リゾートプレミアム「青雲閣」
まもなくリニューアルオープン!
「関西の奥座敷」として親しまれている芦原温泉。
レジャーや観光をバランスよく楽しめる北陸越前の観光拠点として、国の名勝・天然記念物に指定されている東尋坊や芝政ワールド、福井県立恐竜博物館など多彩な観光スポットが揃っています。
ロビー空間は、かつてあわら地方が稲作業として栄えた歴史を想わせる「田園」をテーマとしました。
周辺環境の緑豊かな自然と溶け込むような内装デザイン。
また、天井高さを生かし、キッズパーク(大型アスレチックやボルダリング)をロビー内に漫画コーナーと共に配置し、子供も大人も楽しめるコンテンツを設計いたしました。
2階に新たに移設したレストランは、農作物の豊作を祝う「収穫祭」「祝祭感」をテーマとし「幸せな気分でご当地メニューを味わう」ことができるプレミアム空間をデザインいたしました。
遊び心溢れる体験型ホテル!
大人も子供も楽しめる遊びと寛ぎの空間デザイン
今回の施設リニューアルで、新たに増室した客室は、恐竜好きな子供が喜ぶ、ジャングル、空、海、宇宙をテーマとした「恐竜ルーム」や、遊び心のある「ロフトルーム」。
子供連れの家族が広々と泊まれる広さで、遊びと寛ぎをフュージョンさせた新しいスタイルの客室が生まれました。
2024年もこのようなテーマ性のある体験型宿泊施設開発に、スタッフ一丸となって尽力してまいります。
弊社の約30年に渡る商業施設の設計デザインの知見を活かし、
事業主様の要望や目指すコンセプトを深く理解し、そのホテルだけのオリジナリティ溢れる「体験型の空間」を共に創り上げます。
「効果的な施設リニューアルがしたい」「他施設との差別化を図りたい」などの課題にお困りのホテル事業主様、是非一度お気軽にご連絡くださいませ!