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スカイプレッスンの簡単な手引き。

ハロー。こちら東京メタルシティ。夜の23時を少し回ったところ。
そちらは何時だい?今はちょっと大変だけど、本読んだり少しのんびり、
身体を労わりましょう。

先日から、レッスンの環境をオンラインで出来る様に環境を整備していました。
対面でのレッスンも今までずっとやっていたのですが、ここに来ての緊急事態宣言もありスタジオもお休みで使えなくなったり多少懸念もあり、、で。

そこで思い切ってオンラインレッスン、に踏み込んだのですが、
正直、やってみるまで「どうなの?」ってのが実際の疑問でした。
お伝えできる情報量とかコミュケーションは絶対対面より制限があるだろう、
という先入観もあったので。

それで、Twitterでちょっとお知らせも兼ねてレッスンのモニターを数名の方に
ご協力いただいたのですが、結論としては「思ってたよりずっと高精細に伝達はできる」ということでした。

画質や音声はお使いのネット環境に依存してしまうのですが、
それでも充分な画質と音声品質は担保できる、という印象です。

始める前まで、身体の角度とか指の微細な使い方がキャプチャされるかどうか懸念があったのですが、対面のレッスンよりもっとギターと手の動きにフォーカスした
画角で届けることもできるので、その点の懸念は払拭できる感じです。
唯一、できないのは同時に演奏する、ということくらいでしょうか。
演奏を交互にしてチェック、というのは充分にできる感じです。
対面よりむしろリラックスして出来る、というのは受講される方には大きなメリットかもしれません。
また、通常の対面レッスンと比べると、お互い楽器もスタンバイした状態で
スタートして終われるので、レッスン時間を目一杯使えるというのもメリットですね。

上記が率直な感想で、結論をいえばクオリティを担保出来ることを確認できたので
安心して受講、お問い合わせをしていただければと思います。

それで、「でも何か機器が必要なの?」っていう心配がある方に向けて
少し「あったら良いもの」をお知らせしたいと思います。
初期投資のような感じですが、どの機材も、もしご自身で配信したいとか、
レコーディングしたい、作曲したいという時にそのまま使えるので文字通り
「あったら良いもの」という感じです。

① まずはPC。

WindowsでもMacでも構いません。ネットに繋げてスカイプがダウンロードできれば何でも。スマホでも出来ますが、やはり画面が小さいのでタブレットやPCがお勧めです。
最近は大抵のPCやタブレットに内蔵カメラが付いているので、アコースティックギターなどの生楽器の場合はPCだけあれば受講出来ます。
また、エレキギターでも、例えば部屋で喋り声と同じくらいの音量でアンプを鳴らしながら受講する場合は、PCだけでもOKです。

スカイプのダウンロードと設定自体は10分もあればできるくらい簡単です。
あと、背景ぼかし機能なんかもついてるので、便利です笑
音量やマイクの調整も少し使えば慣れると思います。

② webカメラ

より画質の良い送信環境(最終的にはネット環境とPCのパワーに依存しますが)を望むなら外部接続出来るwebカメラがあると便利です。
PC内蔵カメラでも画質的に問題はありませんが、画角の細かいコントロールを
したい時には別であったほうが便利ですね。
とはいえ、受講される方には必須、とまではいえないと思います。
講師の方には必須、だと思います。

ちなみにボクはこれを使っています。↑
色々試したわけではありませんが、必要十分。という感じです。
他にもwebカメラは色々あるのでお好きなものを探すのが良いかなぁと思います。
ボクの使ってるQ2nは元々マイクも付いてるビデオレコーダーなので、
ついで、として付いてるwebカメラ機能ですが良い感じではあります。

③オーディオインターフェース

特にエレキとかをよりくっきり送信したい場合は、オーディオインターフェースがあると便利です。
オーディオインターフェースとは何か、というと、
ざっくり説明すると外部接続のマイクやギターの音をPCに遅延なく直接送り込むことができるターミナルのようなものです。
PCでレコーディングしたり、外部マイクを接続して配信をする際には必須のものとなります。

値段もビギナー向けから業務用のものまでありますが、
昔ほど高くもなく、かと言って安いものも質が悪いわけではないので、
2ch〜4chあれば充分趣味の範囲やレッスンなどはカバーできます。

ボクが使ってるのとは別ですが、これくらいだったら問題なく使えます、という感じです。インターフェースも色々あるので、チェックしてみてください!

④マルチエフェクター

上記のことでアンプから鳴らした音をマイクで拾った状態でやる場合は
必要ありません!オーディオインターフェースを使って送信する場合は
あると楽ですね。最近のマルチはアンプシミュレーターも入っているので
結構リアルな音でやり取り可能です。

ピンキリですが、安くてもAUXinや必要な端子がついてるものも多く、
自宅録音、練習の強い味方です。

⑤外部マイク

会話をスムーズにするためにより良い音質で、と思うときは外部マイクをインターフェースに接続するのがお勧めです。
これも価格はピンキリですが、コンデンサーマイクは音の拾いが良いので
(少し扱いは注意が必要ですが)あるとおすすめです。

比較的価格が安いものもあります。
マイクも一本持っておくと、本格的に音源制作や配信をする時に
歌やナレーション、アコースティック楽器の録音にそのまま使えるので便利です。
卓上スタンドとかもあると◎、ですね。

⑥ 小さなミキサー

スカイプの利用でインターフェースを利用する時に一つ落とし穴があり、
「オーディオインターフェースのチャンネル1しかスカイプに接続されない」というものがあります。
別のソフトで対策もできるようですが、基本的には上記のことが起こるので、
インターフェースのチャンネル1にマイクとエレキの信号を纏める必要があります。

そこで必要なのが小さなミキサーです。これにエレキギターの信号とマイクの信号を繋いで、それをインターフェースのチャンネル1に送り込む、という使い方です。

ボクも買ってみましたが、これくらいのもので充分です。
これらも配信の際や録音の際に「あると便利」なものですので、
持っていても悪くないと思います。



後書き

色々書きましたが、基本的には①に書いたPCだけでも充分で、
ヘッドホン(かイヤホン)、PCの比較的近くに小さなギターアンプ(別に大きくても問題ないです。笑)、で充分です。

②-⑥についてはプラスαのものなので、なくても大丈夫ですし、
段階的に揃えていっても良いと思います。特に自分でレコーディングなんかも
気軽にできる時代なので、持ってたら「遊べる」ものと思ってもらえましたら。

設定や接続のことで分からないことがあれば気軽に聞いてください!
わかることはお答えしますし、分からないことは調べます。

Twitterでも適時お知らせ等してますので、こちらでもお問い合わせやご質問、
お待ちしています。
レッスンもぜひお気軽に!

東京メタルシティより愛を込めて。

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