築コレ〜オツな若ぇの生け捕ってきやした83 港家小ゆき
いまは伝統芸能の世界でも金髪に染めている人はそんなに珍しいわけでもないが、浪曲師では異色。もとロックンローラーが浪曲に魅せられて木馬亭などで修業。めでたく年季あけ、さらなる飛躍を見せる。
熊本出身の小ゆきの取材は、くまモンでおなじみ銀座の熊本館にて。
子供の頃は声楽をやっていました。ロックがやりたくて東京に来て、大学は中退して、中央線沿線のライブハウスで活動していたんです。ボーカルが主で、ギターやピアノもやっていました。体を壊してしばらく休んでいた時に、日本の音楽、いわゆる