寂しがりやはドミが好き
ボリビアは物価が安く、500円くらいで、朝食付きの一人部屋に泊まれてしまうの(もしかして、ドミトリーの習慣がない?)
数年前、バックパッカーを、物価の高いヨーロッパから始めた私にとって、ドミ部屋でない環境は未だに慣れません。
この前、日本人の男の子に「シェア飯とか、お酒の回し飲みとか、男女相部屋とか、どうしてそんなに抵抗ないの?」と聞かれて、逆に驚いた。
先日、宿のオーナーから、
「女の子の一人旅だし、宿泊料金が一緒だったら一人部屋を選ぶでしょ?」と聞かれ
「私だったら、絶対にドミトリーを選ぶな」と答えたら驚かれた。
明日は何をしようって皆で計画を立てながら、「おやすみ」を言う相手がいてくれるのって、とても幸せなことではないかしら。
全行程単独行動のなかで、たまにこんな日があると嬉しい。
誰かとおでこで熱を計ったり、
ベッドに寝かしつけてもらったり、
水を飲ませてもらったのは、いつぶりだろう。
家族以外に食事やお弁当を作ってあげたり、
雨に濡れた髪を、タオルでわしゃしゃ拭いてあげたり、
旅立つ人に、ぎゅっとハグをしたのは、いつぶりだろう
旅を始めてから、今が一番、別れが辛い。
最近気付いたのは、世界遺産や観光名所を訪れるために旅行をしているのではなくて、人を愛するために旅をしているのだということ。
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