9月16日(水)の「れんらくちょう」

画像1

この日、朝から「YouTubeみたいーっ」と大声でわめき出したうちの子。さすがに早朝からはいかがなものかと思った妻が、うまくあしらおうとするものの、頑なに「みたいーっ」と要求を続ける。今までにないくらい執拗で、叫びだす始末。いよいよヤバイね。そんな思いで僕と妻は目を合わせ、どうすればいいのだろう、とほとほと困ってしまった。

「ヤクルト飲む?」「やーだー、YouTubeー」

「じゃあとっておきのアイスクリームは?」「やーだーーーーーっ」

交渉の土地なし。諦め、スマホを手渡したのでした。そして夢中で見ている間にマネキン状態の息子の着替えを終了。登園時間になると「見ていていいから」と抱っこして自転車へ。普段は自転車になかなか乗らないところ、YouTubeのおかげでスムーズに。うーん、いいんだか悪いんだか。そうして「保育園まで見ていていいから、ついたら終わろうね」と約束して出発。この日の送り担当の妻が帰ってきた後で聞いてみると、彼は約束通り、保育園についたらスマホを返してくれたんだそう。

ほか、YouTubeは、クルマや電車での移動中、外食時、などでいつも見ている。歯磨きをするときも、ここぞとばかりに「YouTube!」。。。よく見ているのは、アンパンマン関連か、働くクルマ関連か。きっと面白いんだろう。けど、依存症や目が悪くなる、といった漠然とした不安が頭から離れることがない・・・

半面、親にしてみると静かに見ていてくれるから助かる、という面も確かにあってとても難しい。もともと嫌いな歯磨きもスマホを渡すと大人しく磨かせてくれているし。ただ「週末の小旅行で何が一番楽しかった?」という質問に「YouTubeたくさん」と答え、これでいいのかと思い、「れんらくちょう」で質問。すると返信はニュートラルなもので、少しほっとした。

今のところ「これ見たら終わろうね。見終わったらスマホを返してね」というと「うん」と言って画面に見入り、終わると「はい」と満足そうに返してくれる。見るときの約束は守っているからいいのかなあ。

それに、よく行くうどん屋のおばちゃんが「最近の子はみんなそうよ〜」といっていたり、同じ歳の子を持つ仕事仲間が「うちもYouTubeへの執着心がヤバイ!」と言っていたのを聞くと、「他も一緒なんだな」と、変に安心してしまう自分。でも、それでいいのかな。そんな疑問は解消されることはないのです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?