見出し画像

大事なのは『お得感』 そうだ、朝活へ行こう!-読書会レポート

東京・練馬/豊島園のカフェで朝活!

本日は1名でスターバックスコーヒー豊島園駅前店で朝活-読書会を実施しました!

本日の図書は「行動経済学まんが ヘンテコノミクス」です。

本日は値付けにつかえそうな心理を読み解いていました。

母数によって変わる価値

ドライヤーが壊れた主人公。

ちょうどよく『衝撃価格5,000円』のドライヤーが販売されていました。

しかし、駅の反対側の店舗でなんと『4,700円』のドライヤーが販売されいる事が発覚!

「300円も安い!」

主人公は喜んで、駅の反対側にある店舗まで行き、ドライヤーを買いました。


さて別の日、前から欲しかったステレオが『衝撃価格の195,000円!!』

しかし、またもや駅の反対側の店舗で『194,700円』のステレオが販売されている事が発覚しました。

しかし、主人公は反対側の店舗に行くのは面倒と思いなおし、195,000円でステレオを買う事を選びました。


割引額はどちらも300円。

しかし、母数の大きさによって300円の価値が変わってしまったというお話です。

人間はかくも不思議なものである。

ついつい真ん中を選んでしまう

仲良し3人組はいつもレストランでランチをしています。

レストランにあるメニューは2000円のAコース、1500円のBコース。

仲良し3人組はいつも1500円のランチを楽しんでいました。


ところがある日、3000円のSコースが登場。

すると仲良し3人組、悩んだ末、2000円のAコースを選んでしまいました。

「だって、Bってなんだか一番下だし・・・」


私たちは3段階の選択肢を提示されると、できるだけ無難な選択、つまり真ん中の選択肢を選ぼうとする傾向があります。

人間はかくも不思議なものである。


大事なのは『お得感』

どちらの心理もなかなかに面白いものです。

理屈の上ではどちらも同じ300円なのに異なる行動をとってしまう。

また、懐具合を考えれば常に1,500円のBコースで良いところを2,000円のAコースを選んでしまう。

つまり商品を購入するときは高い・安いだけでなく、『お得感』を意識して設計する必要がある事が良くわかる心理です。

有意義な時間になりました。
ありがとうございます。

サポート頂きました場合、朝活の運営費にさせて頂きます。