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野球出身者が語るアメフトの魅力とは?【リレーブログ2023 #4 】DB#27 金井崇将

初めまして、2年DBの金井崇将です。

中高ともに野球をした3年DLの中原からバトンを受け取りました。私は5歳から野球を初め、18歳まで13年間野球をしていました。東京大学に入ったのも、東京六大学野球をしたいという理由からだったのですが、紆余曲折を経て、今はアメフト部に所属し、厳しくも楽しい日々を送っています。野球とアメフトしかスポーツ経験がない私ですが、このリレーブログでは、二つのスポーツを経験することで感じた野球とアメフトの違いについて語ろうと思います。

まず、真っ先に挙げられる違いは、試合の進め方です。野球は9イニング終えるまでは言ってしまえば永遠に試合が続きますが、アメフトは15分×4Qという時間制限があります。この特徴はものすごく大きな違いだと思います。
例えば、昨年の秋シーズンに行われた法政大学vs東京大学の試合では、ウォリアーズが99ヤードのドライブでタッチダウンを取りました。(試合ハイライトはこちらから!)この時東大のオフェンスは10分以上も時間を使いましたが、これは同時に法政大学がオフェンスする時間を10分以上奪ったことも意味します。自分のチームが長く攻撃すればするほど、相手の反撃の機会を減らすことができる。これは必ず9回の攻撃権が保障されている野球と違って、時間制限があるスポーツ特有の面白さだと思います。

もう一つ挙げるとすれば、野球と違って、アメフトは道具を使わないという違いがあります。野球は投げられたボールをバットで打ち返し、グローブで取るといったように道具を沢山使います。一方で、アメフトはボールを進めるにも、止めるにもキャッチやタックルなど自分の身体を使う必要があります。よりじかに身体を使ってボールに対しプレーできる点がアメフトの面白さだと思います。
アメフトのルールはこちらからチェック!

ここまでアメフトの面白さについて語ってきましたが、もちろん野球も面白いスポーツです。皆さんは今年3月からWBC(ワールドベースボールクラシック)という野球の世界大会が開催されること知っているでしょうか。大谷翔平選手や村上宗隆選手などが選出された日本代表は過去最強との呼び声もあります。私は、野球を始めて以来、ずっとショートというポジションをやっていたため、野球を観る時にはどうしてもショートを守る選手に目が行ってしまいます。残念ながら、私の一番好きな野球選手であり、私のアイドルである坂本勇人選手は辞退してしまいました。代わりに、今大会日本のショートを務めるのは源田壮亮選手です。彼の特徴は何と言っても安定感のあるスローイングです。暴投しているところを見たことがありません。基本の所作が美しい源田選手は処理の難しい打球も当たり前のようにさばくことができます。彼のプレーには野球を観たことがない人をも惹きつける魅力があるでしょう。安定感のあるプレーで日本のピンチを何度も救ってくれることを期待しています!

WBCでは日本代表が快進撃を、できれば優勝をして、昨年のサッカーW杯を超える盛り上がりを見せてくれることを期待しています。私は、準々決勝を東京ドームに観戦しにいく予定なので少なくとも準々決勝までは勝ち残ってほしいと思っています。皆さんも、ぜひお気に入りの選手を見つけてWBCを楽しみましょう!
次回は、2年生の中で特に愛されている選手の2年RB小川にバトンをつなぎたいと思います。次回のリレーブログにもご期待ください!
(2年 DB #27 金井崇将)

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