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下肢痛(脚の痛み、大腿しびれ、太ももの痛み)の鍼灸治療

疫学:外傷、腰椎椎間板ヘルニア、腰椎すべり症、腰部脊柱管狭窄症、変形性関節症、動脈硬化性閉塞症、閉塞性血栓血管炎(バージャー病)、静脈瘤など器質的病変による下肢の痛み。

原因:原因疾患によって異なる。

一般的な治療法:原因疾患によって異なる。

当院の治療法:基本的には、器質的病変による下肢痛は鍼灸治療では対症療法になってしまうケースが多いです。特に、動脈硬化性閉塞症や閉塞性血栓血管炎(バージャー病)など、脈管系の疾患がある場合は、当院では症状を軽減させることが困難です。特に器質的病変が見られない場合は、比較的簡単に症状を改善させることが可能です。基本的に、下肢全体に異常感がある場合は、大腰筋に異常がみられることが多いです。内転筋、中間広筋付近の場合は腸骨筋、外側広筋の場合は小殿筋、腓骨筋や前脛骨筋の場合は膝下の筋肉が単独で硬くなっていることが多いです。

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