THE COVIT_19 CRISIS

昨日はコロナバブルが来るのではと書きましたが、今日は正反対の話。

コロナ支援策として、影響を受けている企業への融資に関する特別な対応が行われています。

この融資、なんと無利子無担保で最大6000万円まで貸し出ししてくれるとのこと、スゴイです。

政府が企業の継続維持のために支出する財政規模は30.8兆円、事業規模は80.8兆円程度。このうち、いくらが上記融資に関係しているかわからないが、この時期、とにかく企業にお金を貸してやってくれということなんだろう。

しかし、無利子とういことは、単純に世に出回るお金の総量が増えたこと。無担保ということは、極端に言うと、借りたお金が返せない時に、他に返すものがないこと。

財産もなく、事業継続も危ぶまれる企業にお金を貸して、この先どんどん返せなくなると。。。

過去にリーマンショックの引金になったサブプライムローン、アメリカで信用も保証もない人に住宅資金としてお金をどんどん貸して、最後は返せなくなった。この貸したお金を債権化して、いろいろな商品に組み入れた。いろいろなところでこの焦げ付きにより、債権が紙屑になった。

あれ？これって、世の中からお金がなくなったってこと？？