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旅に向けた、テンションのすり合わせを行いました!

「津和野はどこでしょう?」

こんな問いかけから始まった、「ヒトコト旅in島根」西部コース事前ワークショップ。
会場には、ヒトコト旅に参加する5人が集まりました。

地域の人との出会いや出来事を通して、自分なりの「関わり方」を見つけるためのヒトコト旅 in 島根。参加者には、島根県ははじめましてである方がほとんど。冒頭の問いかけはそんなメンバーのために、地図で今回の旅先である津和野の位置を知ることからスタートしました。

津和野はどこでしょう?
緑深い谷間に赤瓦の町並みが広がる島根県・津和野町


「ヒトコト旅 in 島根」って?

ヒトコト旅を主催するふるさと島根定住財団・ハラがツアーの経緯をお話します。

「東京近郊の方に、島根を楽しみながら知ってもらうためにこれまで多くのイベントを企画してきました。その中で、『地方に関心はありますか?』というアンケートをとりつづけてきたんですね。すると、みなさんから想像以上に地域と関わりたいというお答えがあったんです。旅行や観光だけじゃなく、『地域を盛り上げたい、取り組みの一員になりたい』とか『地域に友人・知人を作りたい』という、もっとぐぐっと深く地域に関わりたいという声が少なくなかったんですよね」

そんな声から、地域の人とつながって、地域のコトに一緒に取り組む、【地域に関わる】を体験して、自分なりの関わり方を見つける「ヒトコト旅 in 島根」が生まれました。

ハラの着ているしましまは「しまね」にかけているそうです

このたびの参加者の中にも、「地域と関わってみたい」という人たちがちらほら。参加者のホシノさんは参加した理由をこう語りました。

「これまで外国にも国内にもたくさん旅行してきたんですが、旅行のしかたを変えたいなと思っていて。観光地は人が多いし、飽きちゃうんですよね。そんななかで出会った友人が、青森が大好きで。年に3、4回は行っていて、ゲストハウスに泊まったり、わたしからすると何もないんじゃないかというところを歩いたりして、楽しそうにしているんです。わたしもやってみたいな、って思っていたときにこのヒトコト旅のことを知って、申込みました」

参加者のミヤウチさんからも――。
「東京出身で、田舎がなくって。父の実家も都心のほうなので、ちょっとさみしかった。田舎に憧れがあったんだと思います。津和野に行ったら、星空を見たいです」

参加者のホシノさん(右)とミヤウチさん

津和野からオンラインで参加していたヒトコト旅のコーディネーター・舟山宏輝さんから嬉しい情報がもたらされました。
「星はもう、すごいですよ……!冬になって空気も澄んでいるのでキレイに見れると思いますよ」

お天気に恵まれますように。

舟山さん(左)と全体コーディネーター・三瓶裕美さんは、オンラインで参加。


旅に向けてのワークショップ

旅のスケジュールを聞きながら、会場で補足説明をしていた西部コーディネーターの曽我暸さん。「インプットが多くて、大変かもしれないですよ」なんて冗談とも本気ともとれる言葉に、みなさんドキドキ・ワクワクな表情です。

盛りだくさんの情報整理に頭もフル回転したところで、津和野ゆかりのおやつをいただきながらちょっと休憩いたしましょう。

島根から新宿の会場まで来てくれた曽我さん
栗の名産地でもある津和野ならではの栗のおやつを中心に

***

会の後半は、旅に向けたワークショップをしました。

ワークショップと言っても、このシートに記入をしてください、という簡単なもの


旅を共にするメンバーや現地で迎えてくれるコーディネーター、運営スタッフがどんな人たちなのかが、お互いにすこしずつわかってきたところで(舟山さんはオムライスがびっくりするほど好きらしい、三瓶さんは雲南市の収穫祭の最中にこの会に参加しているらしい、など)、ヒトコト旅でどんなことをしてみたいかを共有し合いました。

「津和野で楽しんで暮らしている人に話を聞いてみたい」
「インテリアや建物、工芸が好きで、素敵な空間でていねいな生活をしている人に会ってみたい」
という声や
「子どもの療育に仕事で関わっています。津和野の子どもたちの居場所・遊び場など見てみたいです」
といった専門的な声も!
もちろん、みなさんの要望はひとつひとつお応えしますよ。

中でも印象的だったのが、参加者ノグチさんの発表。
「今、大学3年生で就活中です。いろいろな働き方に興味があって、フリーランスや地方でのいろんな仕事が見れたらいいなと思っています。あと、カメラが好きで、プロになりたいと活動しています。情報発信している人と出会って、どんなやり方があるのか知りたいです」

曽我さんが答えます。
「僕はフリーランスで、カフェを経営していたり、写真も仕事として受けたりしています。僕以外にも、舟山さんも動画を撮ったりしているし、マルチプレイヤーとして活動している人はたくさんいますね」

「もう1週間後なんですね」というドキドキをおさえて、みなさんと記念撮影。

それぞれにいい時間にしましょうね!

いよいよ11/19に旅がスタートします!


text & photo by Azusa Yamamoto

※ワークショップ中はマスクを着用し、飲食及び集合写真撮影時のみ外しています