今後についての方針
今回は11月以降のこのnoteでやっていく事についての説明会です。
今後、このnoteでは各週ごとにテーマを設けて週替わりで記事を書いていきます。それぞれの週のテーマは以下の様になります。
■1週目・プロ野球エースの検証企画
■2週目・〇〇年のプロ野球投手成績
■3週目・隠れた名投手列伝
■4週目・投手記録の検証
■5週目・未定
それぞれの1回目の記事は既に10月に書いたので、先にそちらを見て頂けるとありがたいですが、それでは各テーマの説明をしていきます。
まず1週目の『プロ野球エースの検証企画』ですが、詳しい説明自体は過去記事の先頭に貼ってある『~予告~ 歴代プロ野球No.1エースは誰だ!?』という記事で書いてあります。この記事は全て無料で読む事が出来るので、よろしければこちらの記事をご覧ください。
この『プロ野球エースの検証企画』では、プロ野球の過去のエース投手について細かく掘り下げていって検証作業を行っていきます。もう少し言うと、過去に伝説的な活躍をしたエース投手の1年間の登板内容を細かく見ていく事によって、成績だけでは見えないその投手の真の価値を見ていきます。
更に『プロ野球エースの検証企画』は月替わりでテーマを変えていきます。まず奇数月の第1週では『最強エース決定戦』と題して、歴代のプロ野球で伝説に残る活躍をしたエースの1年間を検証していきます。
現時点では17人ピックアップしているので、まずこの17人の検証から初めて、最終的には17人の中での歴代最強エースを決めてしまいたいと思います。本当はエースナンバーにちなんで18人で検証したかったのですが、ハードルを下げてもここが限界でした。条件としては①圧倒的な成績を残したワンマンエース、②所属球団が日本一になった。この2つだけですが、今後新たな18人目が見つかるかも知れないし、1年間で6人検証を行っていくという事は全員終了まで順当にいけば3年間掛かるので、この3年間で新たな18人目が出てくる可能性もあります。とりあえず18人目に関しては保留としますが、アドバイスも受け付けております。
この『最強エース決定戦』が終了した後は、ハードルを下げていって「リーグ優勝をした球団のワンマンエース」、「優勝はしていないが圧倒的な成績を残したワンマンエース」の検証を行っていきます。
続いて偶数月の第1週では『どっちがエースだ!?』という企画を行います。こちらでは歴代の各球団で活躍したダブルエースのどちらが真のエースだったのか?というのを色々と比較していって選んでしまいます。こちらでも最も2人が甲乙つけがたい成績を残した1年間をピックアップして、細かい検証を行っていきます。
既に第1回目として『1981年の西本聖と江川卓』の比較を行ったので、興味のある方はそちらをどうぞ。
また派生企画として「3本柱の中でのエースの検証」や「投手王国の中でのエースの検証」というのも行っていくと思います。
続いて2週目の『〇〇年のプロ野球投手成績』ですが、こちらではその年に登板した全投手の成績を元に、その年のプロ野球がどういう年だったのかという検証を行います。今月、すでに1回目としてプロ野球元年に当たる1936年の検証をしました。今後はここから順番に歴史を追いながら検証していきます。
この成績リストに記載する記録は以下になります。
■年齢
■入団年数
■登板数
■先発登板数
■完投数
■完封数
■リリーフ登板数
■完了数
■勝利数
■敗戦数
■セーブ数
■ホールド数
■投球回数
■被安打数
■被本塁打数
■与四球数
■奪三振数
■防御率
■失点率
■失点率と防御率の率差
■失点と自責点の点差
この中で被安打、被本塁打、与四球、奪三振は1回当たりの平均率を併記しました。これらの記録はその投手の能力を現す重要な記録でありながら、基本的に沢山投げた投手の方が数字が高くなってしまって比較する事が難しくなってしまうため、全員の成績を平均率として出す事によって能力の比較をしやすくしました。
また各記録のベスト10も出してみたので、その年に活躍した投手がより可視化しやすくなりました。
3週目は『隠れた名投手列伝』ということで、プロ野球の歴史本の類で取り上げられる事が無ければ、ウィキペディアでもほとんど情報が無い投手を1人取り上げて、エース検証と同じ様に気になる1年間の登板内容を元に検証していきます。
そもそもこのnoteを始めた理由が、野球シミュレーションゲームの『ベストプレープロ野球』で、プロ野球で活躍した選手全員のデータを作成しようという無謀な試みを行おうとしたものの、資料が全く無い昔の投手のデータ作成に行き詰ってしまったため、当時のプロ野球のリアルな価値観を1回自分の中で落とし込もうという事で始めました。
今まで7ヶ月間、色々と細かくプロ野球の歴史を検証していって、自分の中である程度は当時の価値観を理解する事が出来てきました。またその中で多くの気になる投手の存在もあり、しかも彼らの多くはデータ作成をする事が出来ずに保留にしていた投手達でした。
そこで彼らの様な資料がほとんど無い投手達を登板内容を元に細かく検証する事によって、その投手がどういう投手だったのかを自分なりに具体的にイメージ化して『ベストプレープロ野球』のデータ作成に生かしたいと思いました。
ここで取り上げる投手は1リーグ時代から50年代にドラフト前の60年代の投手が中心で、最近の馴染みのある投手はほとんど出てこないと思います。第1回目では大和軍の片山栄次の検証を行いましたが、あのレベルの知名度の投手ばかりになっていくでしょう。そういう意味ではどれだけの需要があるのか分かりませんが、個人的には一番楽しみな検証作業ではあります。
検証予定の投手は既に130人程ピックアップしていて、ちょっと探してみただけでも簡単にこれだけの投手が出てきてしまうので、もう少し歴史を深堀りしていくと気になる投手は際限なく出てくると思います。
また単に無名な投手の検証だけでなく、知名度のある投手だけれど何か気になる成績を残した年の検証等もゆくゆくは行ってみたいと思います。たとえて言うならば、権藤博の3、4年目の年、高津臣吾の先発時代、西本聖のオリックス時代といった感じです(これ等は今思いついた分かりやすい1例で、実際に彼らの検証を行うかは未定です)。
4週目は『投手記録の検証』で、過去に行ってきた投球回数、失点率、先発登板数の様に投手の成績にまつわる検証を行います。
現在は各球団ごとの「先発登板数トップ7」を行っていますが、これが終わった後はおそらく各球団の「リリーフ登板数」の検証を行っていきます。
その後はまだ特に考えていませんが、おそらく完投数、完封数、与四球率、奪三振数などの記録の検証を行っていく事でしょう。基本の形としては、今までの様に各年の年間最多投手を並べていくか、その記録の各球団ごとの上位選手を並べて歴史を追いながら検証をしていくと思います。
5週目は今の所まだ確定していません。考えているのは基本の4週には含まれない事に関しての検証作業ですが、基本の4週が投手に関する検証作業なので、野手の記録に関しての検証作業やもっと別の分野に関しての検証作業をするかも知れません。ただしここまで投手の検証ばかりを行ってきたので、いっそのこと投手一本に統一してしまうか、投手以外にも幅を広げていくのかまだ検討中です。
今後はこういうペースで進めていきますが、ここで1つお知らせをしておきますと、今回の記事で一端noteをお休みします。
と言いますのも今年の4月にnoteを始めてから7ヶ月経ち、ここまで毎週月曜日の投稿を休まずに何とか行ってきましたが、毎週本当にギリギリの作業でした。
元々は『ベストプレープロ野球』の選手データを作成するためにまとめた資料を公開しつつ、それを元に検証作業を行ってきましたが、この7ヶ月間検証を行っていく内に次々に新しい資料が必要になってきて、その度に新しい資料を作成してはそれを元に検証を行ってきましたが、その為にこのnote以外の事が何も出来なくなってしまっていました。
今後必要とする資料に関しても、まだ1本も公開していませんが『最強エース決定戦』は、今の所3人分のストックがあります。しかし『どっちがエースだ!?』に関しては次の分は手つかずの状態です。
『〇〇年のプロ野球投手成績』は比較的余裕がありますが、それでも完全に出来上がっているのは1リーグ時代の分までで、それ以降はまだ中途半端な状態です。
『隠れた名投手列伝』は先月思いついたばかりの企画なので、まだ検証する選手をピックアップしただけの状態です。先週ようやく2人目の選手の資料作成の着手に入って、あと一息で完成という所まできています。
「先発登板数トップ7」は概ね全球団分の作成は済んでいますが、公開するためのもうひと手間の作業がまるまる残っている状態です。
こうして見ますと作成途中の『隠れた名投手列伝』さえ出来れば11月分の資料は揃っていますし、『隠れた名投手列伝』が更にもう一人分と『どっちがエースだ!?』の分をあと一組作れば年内は大丈夫になりますが、ただ1本の記事を書くのにも当初の目論見よりも遥かに時間がかかってしまっています。当初は1記事1万文字くらいで早ければ1日、長くても2日くらいで書き上げるのをを想定していましたが、実際には1万文字を切る事はそうそう無く、記事も完成までに2~3日掛かってしまっています。「西本vs江川」の記事に至っては2万文字を超える想定外の長さになってしまいました。確かに2人分だから単純計算で、ワンマンエースや隠れた名投手の倍の長さになってしまう訳ですが、色々と書きたい事が多いこの2人だからこんな長さになってしまったのか、今後もこれ位の長さになってしまうのかはまだ分かりません。
そういう訳で、このペースでやっていくと遅かれ早かれ破綻するのは時間の問題なので、1回このnoteをシーズンオフにしてしまって資料をある程度完成させてストックを貯めてしまおうと思います。当初は記事も2~3本くらい先に作ってしまって余裕を持たせようとも思っていましたが、実際には余裕を持たせるどころがギリギリの綱渡り状態だったので、ここで記事の方も先に何本か作ることが出来ればベストです。
それを踏まえて未定にしていた第5週ですが、ここはいっその事お休みにしてしまって新たな資料の作成やストック記事の作成に当てた方が現実的なのかなと思っています。どうするかは今後の状況を見て決めていきます。
そういう訳でしばらくこのnoteはお休みとします。本当は今月からようやく本格的に始動という事でメルマガ形式にして有料記事を読みやすくしようとも予定していたのですが、こちらも軌道に乗るまでは保留としておきます。
再開は来年の1月からを予定していますが、もしかしたら現実のシーズンオフ期間に合わせてキャンプインの2月から、オープン戦の開始に合わせて3月から、シーズンの開幕に合わせて4月からとする可能性もありますが、必ず再開しますのでしばらくお待ちいただけますと幸いです。