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脱・苦手意識!マーケティングスキルの伸ばし方をパラレルマーケター・半沢さんから学ぶ

マーケティング=「一生使えるスキル」。

どんなビジネスにおいても有効なマーケティングの考え方を学ぶため、今回は複数の企業でマーケティングの仕事をされている半沢ふうまさんにインタビューしてきました。

マーケティングを本格的に始めてわずか1年で、企業のマーケティング責任者を任されている半沢さんに、「スキルの伸ばし方」をお伺いしました。

モチベーションについての考え方も必見です!

現在の働き方

ーー現在の働き方について教えてください。

現在は複数の企業でパラレルワークをしています。

1社CMO(マーケティング責任者)
1社社員でマーケター
5社マーケティング支援(個人事業)
3名個人事業主へのマーケティング支援

ーーマーケティングで幅広く活躍されているんですね!今までの経歴もお伺いできますか。

新卒では大手自動車メーカーに入社しました。ただ、仕事の中で面白味を感じることができなくて…。「このままでいいのかな?」と疑問を抱くようになり、営業のWワークを始めたんです。

営業の仕事がメーカーの給料を超えた頃、思い切って独立し、23歳でフリーランスとして仕事を始めました。そこからは営業代行やイベント事業で生計を立て、その後教育会社に就職します。

ーー本格的にWebマーケティングを学ばれたのは、2019年になってからだったんですよね。

そうそう、昨年からですね。「マーケティング=売上を上げるためのスキル」。これは本当に汎用性が高くて、身につけていればどこの企業でも通用するんです。「多くの企業と関わる選択肢が増える」と感じて、マーケティングを学び始めました。

ーー確かに、売上を上げたくない企業なんてないですもんね。
ただ、「マーケティング」というと広範囲で、どこから手をつければいいのか分からない人も多いイメージが…。

私も1年前、完全に初心者だったので同じ気持ちでしたよ(笑)。

「潜在的にマーケティング」している!?

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ーー初めはどうやって学ばれたんですか。

マーケティングもスポーツと一緒で「業界のルール」があるだろうと思ったので、実践してルールから把握することにしました。
そこで、ブログを作ったんです。SEOライティングとセールスライティングを駆使してアクセスをアップさせ、商品を売ってみました。
実践の中で、ライティングやブログ作成、SNS活用といった【手段】としてのスキルと、マーケティングの【本質】も学んでいきました。

ーー実際にものを売る経験をして、いかがでしたか?

今までやってきた営業と「本質的には変わらない」と思いましたね。
お客様への交渉がWeb上に変わっただけで、先回りして欲しいものを提案・提供していく必要があるのは変わらないし、正解がないところも変わらない。

ーー売ることに変わりはないですもんね。

今これを読まれている方の中にも、Webマーケティングに対して苦手意識を持っている方がいらっしゃるかも知れません。でも用語や名称を知らないだけで、もう既にマーケティングの本質に触れているかも

ーーそう考えるとハードルがグンと下がりますね!本質は今までやってきたことと変わらないマーケティングですが、営業と違ったやりがいは感じましたか。

そうですね。本質は同じといえど、Webマーケティングは結果が数字でしか見えません。直接対面する場合、方法がベストじゃなかったとしてもお客様との関係性で多少の融通が利く場合があるじゃないですか。Webマーケティングでは数字が全て。甘えさせてくれないので、やりがいがありますね。

ーーストイックに、マーケティングに向き合っていらっしゃるんですね。

自分主体ならモチベーションの低下は無い

ーー半沢さんは、お仕事においてモチベーションが下がることってありますか。

下がることは無いですね。365日何かしら仕事しています。それはモチベーションが「自分主体」だからだと思っているんです。

ーー「自分主体」ですか?

中には「会社を大きくするために」とか「部下のために」頑張る、という方もいらっしゃると思うんです。そういう場合、モチベーションは会社という「環境主体」、部下という「他人主体」じゃないですか。

ーー確かに…。だから、タイミングによってはテンションが下がってしまうのかも知れませんね。

「自身の成長のために」という自分主体の考え方で仕事に向き合うようにすると、モチベーションが下がることなく仕事に向き合うことができるんです。

「マーケティング思考トレーニング」とは


ーー最後に、今後マーケティングを学ばれる方へのアドバイスをいただけますか。

本格的にWebマーケティングを学んで1年ですが、これまでの営業経験があったからこそ、現在は複数の企業で働くことができていると感じています。とにかく営業でもどんな業務でも「ものを売る経験」をたくさん積むことが大切です。そしてその中で考え方のトレーニングをするのが効果的ですね。

ーートレーニングですか?

例えばスーパーで実食販売のアルバイトをしている方だったら、商品を店頭でお客様に食品をアピールしますよね。

トレーニングとして、そこでものを売った経験を順序立てて紙に書き出してみるんです。

「なんで立ち止まってくれたのか?」
「なんで試食してくれたのか?」
「なんでカゴに商品をいれてくれたのか?」

書き出したものにはマーケティングに必要な導線・要素など全てが詰まっているので、ログとして残していきましょう。
続けていくうちに、お客様の動きやものが売れる理由が見えてくるはず。

ーーこれはスーパーだけでなく、ものを売る全ての業種の方が出来るトレーニングですね。

その通りです。マーケティングはどのビジネスにも欠かせない、汎用性の高いスキル。

マーケティングを制するものはビジネスを制す。

ぜひ取り組んでみてください!

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編集後記

今ではマーケティングのスキルを生かして複数の企業で活躍されている半沢さんですが、お話の中で「学生時代は全然努力もせず、嫌なことから逃げ続けてきた」と語ってくださいました。

「社会人になる時、もう逃げたくないな、と思ったんです。今この場所から出たい。そう思った時に、自分に火がつきました」。

半沢さんの熱い言葉が、私の中に残っています。「自分がどう成長したいのか」。自分主体で考え、学び続けることが大切だと教えていただきました。半沢さん、ありがとうございました!

(インタビュアー・小野寺)
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